あのお店がリニューアル?

 6月下旬のこと。
日課のように見ているラーメン屋さんたちのTwitterを見ていると、なにやらちょっとトラブルを匂わせるような痕跡が。
「なにがあったんだ」と思って調べてみると・・・・・・。
どうやらあるお店が、6月一杯でコロナ禍の影響により閉店するとのこと。
まぁ、この事自体はあれだけのコロナ禍でしたから、そんなに不思議な話ではありません。
悲しいですが、ここからゴロゴロ出てくる話というか、
しかし、このお店の場合、どうやらこっからがちょっと変わっていました。

 その閉店するというラーメン屋さん。
Twitterに店に貼り出した閉店案内を貼っていました。
閉店する理由は、店の地主やオーナーとの間で確執があったとのこと。
コロナによる外出自粛などの期間中も、それなりにお客さんは来ていた人気店のようなのですが、上記の理由で店主さんが我慢の限界を超えたようです。
まぁ、どこでもこういう人間関係の問題は付いて回るもので、無関係な俺でもそれとなく理由は察しました。
ただ、こういったケースの場合、店主さんだけの話を鵜呑みにするのは危険だったりもします。
地主やオーナー側にも何らかの事情や言い分があるのかもしれませんしね。
だからこの記事でも、そのお店の店名などはハッキリとは書かないのですが・・・。
この後。
地主やオーナー側が取った行動に対し、俺は「え?」驚きました。

 その行為というのは・・・。
リニューアルオープンと称して、現在のお店の店名と「似たような店名のお店」を新たに出すという看板を立てたというもの。
どういうことか説明しますと、例えば現在のお店の店名が「麺匠 天龍」だとします。
んで、今度リニューアルオープンする店が「令和 天龍」。

 まず大事なポイントですが、リニューアルするお店に現在の店主さんは一切関わっていません。
まったく別な人間がやるお店。
それで店名がこれだけ同じというのは・・・。
店名に使用している漢字は、元のお店とまったく一緒。
別な漢字を使用したりしているのであれば、まだ少しはなくはないかなと思うのですが・・・。
こうなると単純に考えたら、リニューアルと称して店名を似たようなものにし、人気のある今の状態を引き継いでお客さんを来店させようとしている風に見えます。
実際、リニューアルオープンと称して似たような店名の店がオープンしたら、こういう事情を知らないお客さんは普通に「あ、あのお店がリニューアルしたんだ」と思うでしょう。
そしてそれが人気店だったら、再び行ってみようと思うはず。

 ただ、これも元々の店名を誰が発案したのかは、Twitterを見ただけでは分かりません。
おそらく現在の店主さんが考案されたとは思います。
しかし「絶対にそうだ」という確証もなく、もしかしたら地主やオーナーたちが元々の店名を考案した可能性もあります。
そうなれば、リニューアル後もその店名を利用するのはダメとは言えません。

 でもまぁ・・・普通に考えたら、こういう店名かぶりは先に述べたように、今のお客さんたちを引き続き来させるための作戦のように見えて仕方ありません。
で、この部分に店主さんを含め、お店をフォローしている方々も怒っていました。
「誰でもネットでクチコミが投稿できる時代に、よくこんなことをやるもんだ」と。
要は仮にこんなことをやったって、後にネットで
「店名は似ていますが、以前のお店とはまったくの別物です」
とか書かれて印象を悪くするだけだと。

 んで、俺もまったく同意見です。
少なくともハッキリと別な店名に変えていれば、そういう推測や批判をされるのは防げるわけです。
だから俺がこのケースでリニューアルするとしたら、間違いなく店名は別なものにします。
仮に似たような店名でお客さんを来店させることが出来たとしても、まずかったら凄まじく叩かれる可能性が大ですから。
店名を同じにしたことが逆に仇になるという・・・。

 と、そんなあるラーメン屋さんの騒動を見た今。
事の詳細は分からないので、何とも言えない部分もあるのですが、まぁどこにでもこういうやり方をする人間はいるのだと思いました。
傍から見てもスッキリしないというか。
まぁ、このリニューアルするお店は来月オープンする予定なので、その2~3ヶ月後、どういうクチコミが付くのか注視しようと思います。
味が今の店に劣らない、もしくは優れているものなら店名が同じでもさほど問題にはならないでしょう。
しかし、もし今の店よりもはるかに劣るのに、同じような店名を使っていたのだとしたら・・・。
ま、リニューアルをやった意味もなく、消えていくのでしょう。
お客さんたちがどう判断し、どういう結果になるのか。
ちょっとワクワクです(笑。

 

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