真剣に生きている若者たちの姿に・・・

朝のニュースで藤井聡太くんの対局があると分かった日は、日中にAbemaTVにてその対局を見たりしています。
将棋は小学生時代にちょろっとやったぐらいで、おぼろげに駒の動かし方を覚えている程度。
ま、尋常じゃなく弱かったです(笑。
考えることが苦手なもんで。
数手先を読むことすら面倒くさくて耐えられないのです。
将棋や碁にとことん向いていない人間です。

が、そんな俺でも藤井くんの対局は気になります。
17歳という若さで、今や将棋界のトップに君臨しようとしているその姿に。
なので対局を見ているのですが、盤面を見ていてもまったく分からないので、頼るのは画面上に表示されるAIによるどっちが有利なのかのパーセンテージ。
これって本当に良いアイデアだと思います。
まったく将棋が分からなくても感覚的に「へ~こっちの方が有利なんだ」とか分かるから。
数手先を読むことすら放棄する俺みたいな人間には何ともありがたいのです。

で、この前の対局のときのこと。
夕方ごろの終盤。
AIの評価では渡辺さんの方に99%、藤井君の方に1%が付き、ほぼ態勢は決した状態になったのを見ていたのですが・・・。

ここまで絶望的な状況になり考える時間がわずか1分になっても、とことんまで考え抜いている藤井くんの姿をみて、とても胸が熱くなりました。
ほぼ負けは確定なのに、最後の最後まで諦めない。
俺だったら、
「あ~もうやってらんないわ、負けだ負け」
と悪態をついて投げ出しているでしょう(笑。
でも、藤井くんは最後まで腐らずにプロとして戦いつづける。
そんな姿を見て、これまでの人生において、如何に自分にそういう我慢や根性が足りないか思い知らされました。

と、そんなわけで若い藤井くんの姿をみてそんなことを感じたわけですが・・・。
最近は藤井くん以外でも、スポーツなどで活躍している若者たちを見ると、よくそういうことを思います。
夢に向かって努力を怠らず、常に将来のことを真剣に考えていきている。
努力をせず将来ことを考えずに適当に生きてきた結果が今の俺にはまぶしすぎるというか、染みるものがあります。
いやはや、己の人生がこういう風になってしまったことにも、悲しいですが納得せざるを得ませんね。
誰の所為でもなく、全ては自分の所為だったという・・・。
俺より半分以下の年数しか生きていないのに、自己を確立して立派に生きている藤井くんのような若者を見ると、そんなことをしみじみと考えせられます。

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