クラウドファンディングに人生初の支援をしてみました その1

ここ数ヶ月。
コロナの影響で飲食店などのクラウドファンディングが増えているのですが・・・。
実は俺も6月末にある店のクラウドファンディングに支援しました。
その金額、5万円。

この金額を見て、「ウソついてんじゃねーよ、お前w」と思う方もいるでしょう。
このブログにおける俺の生活水準を考えたらありえない金額ですから。
でもこれはマジです。
それが信じられない人はここでお引き取りください(笑。

 

 

で、これだけの金額を支援した理由なんですが・・・。
まず1つは、そのお店が俺の心の拠り所になっているということ。
通うことで精神的にかなりの癒やしを得られるのです。
そして2つ目は、店の経営がマジで苦しいということを、4月上旬の時点で社長さんから聞いていたこと。
そういうことに対する知識が皆無な俺は話を聞いても、当初はあまりピンと来ていませんでした。
しかし、その後のテレビやSNSで飲食店オーナーたちの悲鳴を聞いて、「冗談抜きでヤバいんだ・・・」
ということを知りました。
だから出来る範囲で応援したいなと。

あと、かなり心酔しているお店なだけに、いつか男気のようなものを見せたいと思っていました。
俺の場合、そういうものを見せられる場面が皆無なだけに(苦笑、いつかポンとウン万円支払って太客として扱われたいという見栄がありました。
普段はこの店において極細客のようなものなので、いざというときにそういうことをしたいなと。

まぁ、本来40代であることを考えれば5万円なんて微々たるものですし、これぐらいの金額を支援したところでスタッフさんたちには、さほど響かないことは分かっています。
俺も正社員時代に働いていた頃、おを金どれだけ使う人がいても、そいつが鼻持ちならない奴だったら「いいお客さん」なんて微塵も思わなかったですし。
結局、使う金額よりも普段からの接し方や立ち振る舞いが重要なのだと思います。
だからこのときは純粋に応援したい気持ちが一番でした。

と、そういった理由でそのお店を支援しようと思ったのですが・・・。
俺にとっては金額が金額ですから、クラウドファンディングが始まった5月当初は様子を見ました。
それというのも、クラウドファンディングに関する注意書きに、
「なにかあった場合でも応援という性質上、返金はしません」
といった文言が書かれていたから。
つまり、「この後すぐにコロナで店が閉店しても、返金はなしよ」ということが書かれていたので、慎重にならざるを得ませんでした。
また、「店とトラブルになってリターンが受けられないとなっても、当社は責任を負いません」なども。
まぁこれまで前例のないコロナ禍ですから、募集する側もそれだけ予防線を張っておかなければならないのだと思いましたし、そこら辺を覚悟しておかないといけないものなのだと思いました。
だからなにかあったら、「高い勉強代になったな・・・」と諦めるしかないわけですね。
そういう覚悟が出来るまで、2ヶ月近くかかりました(笑。

ちなみにリターンの内容ですが、1割増しの食事券が受け取れるというもの。
俺の5万円だと、5万5,000円分の食事券になるというわけです。
これだと正直、俺の中の価値観ではそんなに旨味は感じません。
なので普通であれば支援をためらいます。
が、コロナ禍で経営が苦しい中で1割増しのリターンをくれるお店のことを考えると、これだけでも充分だなと思いました。
そもそもこの手のクラウドファンディング。
実際は借金のようなもので、店側に旨味はそんなにないと聞くので。

ということで、支援をどうするか考えながら過ごしたおよそ2ヶ月。
この間、店に行くたびに店内の様子やスタッフの雰囲気をチェックし、今後も店が運営されていくのかを見定めました。
いや、ほんとうにマジでウン万円支援した後に潰れたりしたら、どうしたって悔いは残りますから。
その金額を割りきれるほどの男ではありません(笑。
だからとにかく様子を見続けて、クラウドファンディングの期限が残り3日となった6月下旬。
「まず閉店することはないだろう」という結論に達し、ネットからクレジットカードにて5万円を支援しました。

それから2ヶ月後。
この後の予定としては、8月下旬ごろに店からお礼メールが来て、リターンに関する説明を受ける流れでした。
しかし・・・待てど暮らせどそのメールが一向に来ません。
そしてあっという間にリターンが開始される9月1日を迎え・・・。
この時点でけっこう絶望的な気分になりました。
「まさか俺、騙された?」

 

 

次回につづく

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