彼は変われなかったか・・・

きょうはこちらのニュースを。

首都高149キロ爆走の西武・佐藤に懲役3月求刑 速度違反は「相内さんの指示に従った」

最初にこのニュースを見た時、西武・佐藤さんのことはまったく知りませんでした。
だから本来であれば特に気にすることもないニュースでさっと流すだけなのですが、「相内さん」という名前を見て、あることを思い出しました。
「あれ?相内っていつかのドラフトの番組に出ていた、西武に2位で指名された人じゃなかったっけ?」
と。

ドラフトの番組っていうのはTBSにて毎年やっている
「ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう 夢を追う親子の壮絶人生ドキュメント」
というもの。
毎回、多くの選手が夢を叶え指名を受けていることもあり、俺もほとんどの選手は覚えていません。
しかし、その中でなぜ相内さんを覚えていたのかと言えば、彼の境遇が特殊だったから。
家庭の事情で中学1年から児童養護施設で育ってなんたらかんたら・・・とかなり大変だったようなのです。
でも、そんな環境の中で、彼はドラフト2位指名を捥ぎ取った。
能力がなく夢破れて実家に帰ってきた俺のような人間とは真逆ということもあり、本当に立派な子だなと感心していたのですが・・・。

それから2ヶ月後。
彼が無免許の上、スピード違反で捕まったというのを見てビックリしました。
詳細についてはこちらの記事で。

また謹慎処分を受けた西武「相内誠」 恩師は「鍛え方が足りなかった」と悔やむ

不遇な環境から夢を掴み取った後に、すっかり浮かれてやらかすという典型。
そのため、余計に俺の記憶に「相内」の名が刻まれたのです。
この時は正直、「ドラフトの話もなくなるんじゃ・・・」とかも思いました。
が、まぁ貴重なドラフトの一枠を使って指名した選手。
また彼が若いこともあり、さすがにそこまでの処分は酷というものだと、西武も考えたのでしょう。
だから謹慎処分などを経た結果、無事にその後、西武に入団して良かったと思うのですが・・・。
上記リンク先の記事を読むと、入団後もいろいろとやらかしていたみたいですね。
普通、入団前にあれだけのことをやらかしたなら、それ以降はこういう行動はより自重するものだと思うのですが、彼は残念ながらそういうことを気にしないというか、自由に行動しちゃうタイプだったみたいです。
つうか、これだと最初の不祥事に対し寛大な処分をしてくれた西武を裏切るようなもの。
見事なほど「恩を仇で返す」ですね。

それにしても・・・。
相内さんがその後、どういう風になっているかは気になってはいたのですが、まさか再びこういう形で名前を聞くというのは、あのドラフトに指名された瞬間を見ていた者としては、唯々残念です。
あの日、俺が相内さんに見た輝きは、あのときだけのものだったのでしょうね。

 

 

身体能力的には優れていても、心が伴わなければプロ野球の世界で生き抜いていくのは厳しいようです。
これまでの不祥事や1軍で未勝利ということもあり、おそらく今期かぎりで戦力外になる可能性が高い相内さん。
まだ若くこれからの人生は長いですから、プロ野球を辞めたとしても新たな道を見つけて頑張ってほしいです。
またこういうニュースで「元西武の相内誠が・・・」なんていうのだけは、勘弁してほしいものだなと思います。

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