母がスマホを持つ日を願う

ある日のこと。
母の携帯に電話がかかってきました。
横で会話を聞いていると、どうやらセールスのようなものを受けている感じ。

電話終了後。
念のためどういう電話だったか確認すると・・・。
現在使っている携帯会社のドコモから、ガラケーからスマホへの切り替えを勧められたとのこと。
「2026年3月にガラケーが使えなくなるので、この機会にどうですか?」ということを言われたそうなのですが・・・。
断ったそうです。
「使いこなせないからいいです」と。

それを聞いた俺。
「いずれ使えなくなるなら、今のうちに慣れておいた方がいいんじゃない」
と言いました。
俺も3年前までガラケーを使っていましたが、スマホに切り替えてその便利さに感動しましたし、様々な場面でかなり助けられてきたということもあって。
もう手放せないものとなっております。
だから少し強めに母を説得しようとしたのですが・・・母は「いい、このままガラケーを使う」んだそうで。
その理由としては、母はまったくネットを使わないから、スマホにしても意味がないとのこと。
まぁ実際、今から捜査を覚えるのは至難の業でしょう。
10代後半からPCやネットに触れてきた俺でも、スマホに切り替えた数日は使うのに苦労しましたから。
それを踏まえると、元から興味がない母がスマホを使えるようになるのは、まず無理だろうと思いました。

また、母はスマホにすると料金が1,900円→2,500円に上がるのに抵抗があるとのことでした。
ネットを使わないだけに、この600円の料金差も非常に気になるようで。
スマホの便利さを知っている俺からすれば、600円高くなっても「それだけの価値がある」と思いますが、それを知らない母にとっては、こういう考えをするのも仕方ないと思いました。

そして切り替えない理由として最後に上げたのは・・・。
2026年ごろにはどうなっているか分からないということ。
何とも悲しい話で、俺としては想像したくないことですが・・・・・・。
まぁその頃には母も75歳。
亡くなっていたりボケたりする可能性は充分にあります。
それらのことを思うと、「ガラケーのままでいいか」と思いました。
どれだけメリットを説明されたとしても、使い慣れたものを手放すのは面倒だったりイヤなものだったりもしますしね。

というわけで、2026年3月なりガラケーが使えなくなる日がきたら、そのときにこの事を考えればいいという結論に。
どうしようもないとなれば、母もスマホに切り替えざるを得ませんし。
まぁ俺としては、その日がやってくることを願うばかりです。

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