警察官からかなり役に立つアドバイスを頂いた

前回のつづきです。

電話をかけてきてくれた男性警察官の方(50代)は、きょうのことについて説明をし始めました。
まずあの場では「事故扱いになります」と説明したが、暑に戻って確認すると今回のケースの場合はエンジンがかかってない駐車した状態での接触なので「事故にはならない」とのこと。
警察としては、「相手の車に傷をつけてしまったことを、俺が相談をした」的な扱いになるとのことでした。

 

 

で、こういうケースの場合、保険を適用するかどうかの話も説明してくれました。
安易に保険を適用すると、翌年以降の保険料がとんでもなく高くなってしまう恐れがあるとのこと。
だからまずそこら辺の線引きを保険会社と決めて、修理費次第で相手との対応をどうするか決めた方がいいとのアドバイスしてくれました。
この男察官の方も、過去にプライベートで安易に保険を適用して痛い目にあったことがあったそうです。

そして更に、「必ず示談書を取り交わすように」とのアドバイスが。
これを聞いた瞬間、示談書を作ったこともない俺は面倒くさいと思い、
「え・・・絶対に示談書って必要ですか?」
と言いました。
相手の女性に書かせるのも煩わしいかなとも考えたのです。
しかし警察官は即座に、
「いや、示談書は後々のために必ず作ったほうがいい」
と。
次にその理由を丁寧に説明してくれました。

まず示談書が必要な大きな理由は、「人の心は変わる可能性がある」とのことでした。
事故現場での話し合いのときは、「まぁまぁこれぐらいのちょっとした傷なら・・・」で軽く済ませてくれそうな雰囲気だったとしても、時間が経つにつれ、「う~ん、この傷は思ったよりも深いな」になったりするケースがよくあるとのことでした。
そして、次に、「人によって車への愛着が違う」という話が。
ある人にとっては移動手段の単なる「アシ」でも、別な人にとって車は「かなり大事なモノ」だったりすることもわけで。
で、そういう意識の違いにより、最初に合意した修理代金を払っても後々揉めることがある。
だからこそ、最初に示談書を取り交わし、ハッキリとした証拠を残さなければならない。
この点は駐車場の責任者の方々も言っていましたね。
「後で当事者同士だけで話し合うと、水掛け論になりやすい」と。
というわけで、示談書の重要さがこの時点でよく分かったので、そこはしっかりとやることにしました。
「面倒とかいってられないな」と。

と、夜おそくにも関わらず、こんな感じでずぶの素人の俺に、今後の対応について丁寧に説明してくれた警察官。
これは本当に助かりました。
こういう事故を起こした後は、とかく精神的に弱っていますから。
またこの警察官の方は、この後に相手の女性の方にも電話をし、
「今回の件は事故ではないので、まぁそこら辺も踏まえて穏便に・・・」的なことをそれとなく説明してれくるとのことでした。
この点もこういうトラブルがはじめてだっただけに、味方というか協力してくれる人がいることに本当に感謝しました。
こちらが低姿勢でいれば、こういう風に協力してくれる人がいるのですね。
また1つ勉強になりつつ、警察官にお礼を言って電話を切りました。

で・・・。
この翌日以降は父の葬儀などを行っていき、火葬も終えた次の日。
週明けだったので、保険会社に連絡することにしました。

次回につづく

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