次々と辞めていくパートたち

前回の続きです。 

と、そんな感じで1人のパートがあっという間に辞めてから3ヶ月後。
今度はおばちゃんBが辞めることに。
辞めた原因は作業中のクソ社長の暴言でした。
通販の商品を入れ忘れてしまったおばちゃんBに対し、クソ社長が離れた場所から作業所へ大声でわざと聞こえるように、
「ああ!バカばっかだからよ!!」
と言い放ったのです。

それを聞いたおばちゃんBは自分のことを言われていると気づき、さすがにブチ切れました。
作業が終わった後、社長に詰め寄りこう言い返したのです。
「あたし、『バカ』と言われてまで働けませんから!」
クソ社長はこんな反応が来るとは予想外だったのか、このときこんな言い訳をしていました。
「いや・・・、あなたに対して言ったわけじゃなくて全員に対して・・・」と。
これを聞いたときは思わず失笑。
そして周りにいた同僚たちもこんなことを思っていたと思います。
「いやいや、あんだけ大声で聞こえるように言っといてなに言い逃れしてんだ、コイツ」と。
 
そして唯一残ったおばちゃんCですが・・・。
他の人に比べてピッキングや荷造り作業などを頑張ってはいたものの、ある程度の期間が過ぎてネックになったのはPCが使えないこと。
これはそれが分かった上で雇ったのだから、非常に酷なことではあるのですが・・・。
でも実際のところ、ネットショップでPCが使えないと、お客様からの注文内容のプリントもままなりません。
で、毎日社員の手が余っているほど余裕がある会社ではありません。
社員は10時間勤務で、休憩がわずか20分しか取れないような会社です。
そのためこうなると、どうしても、「簡単なプリントアウトぐらいやってくれよ」となってくるのが周りの考えってもので・・・。
本当に勝手なものだと思いますが、周りにそんな余裕を配れるような状況ではありませんでした。
クソ社長のパワハラ・モラハラで職場内の雰囲気も真っ黒でしたので。
 
と、そんなこともあり、会社全体でおばちゃんに対する風当たりが強くなり、いたたまれなくなったおばちゃんCは辞めることに。
おばちゃんCは日々の中で相当なストレスが溜まっていたのか、退職する際は次のパート先を決めてから、「2週間後に辞めます」と上の人間に言い放っていました。
冷酷な対応を受けた職場に対する、せめてもの反撃だったのでしょう。
実際この後、シフトを作る上司はおばちゃんCが抜けたことにより四苦八苦していたので、おばちゃんCの目論見どおりになっていました。
(PCが使えないにしても、荷造りする人間が1人減れば影響は大きかった)。
 
次回につづく

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