大腸内視鏡検査を行う前の事前来院

大腸内視鏡検査シリーズの1回目はコチラ
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通知書が来た2週間後の晴れた日。
バイクで個人のクリニックへ、精密検査の予約を取るために向かいました。

クリニックに着きそのまま中に入り、受付で「あの、大腸がんの精密検査を受けに・・・」と説明しながら、通知書と一緒に送られてきた書類や封筒を渡すと、受付の人も手慣れた様子で対応してくれました。
次にクリニックの診察券を作るため、住所や電話番号を記入する用紙を渡され、それを書くことになったのですが・・・。
毎度のことながら、無職のときはこういうものの「職業欄」や「勤務先」を書くことが出来ません(苦笑。
昔は「書かないといけない」と思い、バカ正直に受付の人に「あの・・・ここ書かなきゃいけませんか?」なんて聞いていました。
が、今は「住所や電話番号が分かればいいべ」と思って、そこの部分は空白で出しています。
ま、普通の人ならこれで大体察してくれます(笑。
実際、このときも職業欄について触れられることはありませんでした。

で、この後は呼ばれるまで待合室で待機し、15分ほどで呼ばれました。
まずは看護師さんに体重測定や「これまで大きな病気をしたことがあるか?」や「現在飲んでいる薬の有無」などを確認され、それが終わると先生の元へ。
「クセのあるような先生だったらいやだなぁ」なんてことを思いつつ、扉を開けて中に入ると・・・。
そこには60代後半とおぼしき男性の先生が。
そして「よろしくね~」と挨拶をかわしたのですが、この時点でもの凄い好感触でした。
すぐに「あ、この先生なら相性は悪くないぞ」と分かったのです。
こちらに圧をかけることはまったくない、とても柔和な感じ。
このときは「人生初の大腸がんの疑い」があるということで、気持ち的にはすっかり弱り切っていただけに、これには助けられました。

 

 

この後はそんな物腰の柔らかい先生から、大腸がんの精密検査についての説明が。
まず最初に言われたのは、
「まぁ実際に検査して大腸がんだったというのは、100人いて1~2人ぐらいだから」
ということ。
俺が事前に調べたネットの情報は本当だったようです。
これを聞いて、だいぶ気分が和らぎました。

更に先生の話を聞くと、現時点ではそんなにヤバい感じでないことが分かってきました。
便に血が混じっていたといっても、色んなケースがあるんだそうで・・・。
それこそ痔とかも含まれるので、この時点で「人生終わった」と悲観するほどではないようです。
実際、先生の経験上、これまで見てきた中で大腸がんの人はいなかったそうです。
それを聞くと、自分が死ぬことまで真剣に考えていた俺は、ちょっとホッとしました。
ただ、「調べてみたら最悪の結果だった」ということはありえるので、そのことだけは頭の片隅に置いておきました。

と、そんな感じでわりとサクッと先生との話は終わりました。
次は検査日をいつにするかを看護師さんと相談。
これは当初、「少しでも早い方がいい」と思っていました。
一刻を争う事態だと。
しかし、先生の話を聞いた後ではそこまで大急ぎでやらなくても良い感じ。
看護師さんも「あなたの都合のいい日を選んで検査してください」という感じだったので、俺はそこから2週間後に精密検査を受けることにしました。
これに関して、今は仕事も何もしていないわけですから、「もっと早く受けろや」と思う方もいるでしょうが・・・。
食事制限や下剤を飲むことを考えると、その準備が億劫で。
それまでに腹一杯飲み食いしておこうという欲求が出てしまいました(笑。
ブタ野郎ですいません。

そして検査日が決まった後は、注意が書かれた用紙を渡され、前日の食事制限や下剤の飲み方について説明がありました。
まぁ今はありがたいことに、これらのことはネットでも確認できます。
実際、このときもらった用紙を家に帰ってからネットの情報と照らし合わせてみましたが、ほとんど一緒でした。
ただ、細かい注意で、
「例えばじゃがいもはOKだけど、ポテトサラダだと玉ねぎが含まれているからNGです」
とか教えてくれました。
ここらへんは注意が必要ですね。

んで、このとき。
看護師さんから「こういう検査食があります」と、前日の朝食・昼食・夕食がセットになっているものを見せられ俺はそれを買うことにしました。
買った理由としては、それを食べていれば間違いがないから。
俺の場合、自分で制限するとうっかり「やべ、アレ食べちゃった」とかになりそうで・・・。
そうなるぐらいなら、前日は検査食のみにしておけば安全だと考えました。
また、こういう検査食なんてものも、こういうときにしか食べる機会がありませんし。
人柱になってブログのネタにしようと考えました(笑。
それと下剤の飲み方ですが、これは次回以降に書いていこうと思います。
実際どんな感じだったのか、検査を受ける人はここが気になると思うので。

と、そんなこんながあり検査日を決め、検査食も買ってお会計へ。
このときは検査食代も含めて1,960円。
検査食と一緒に2種類の下剤ももらっていたので、その下剤代が含まれていないことに「アレッ?」と思いましたが、まぁこのときはスルー。
というか、このとき、遅まきながら気付きました。
「ハッ、精密検査がいくらかかるか聞いていなかった!」
と。
ということで、受付の人に「すみません、精密検査の料金って・・・」と聞くと、ちょうど手元に一覧表のようなものがありすぐに判明。
料金はだいたい5,000円~6,000円程度。
もしポリープなどを切除した場合は、更に料金が加算されますが、それでも1万円もあれば足りるとのこと。
個人のクリニックの場合、もっと高い金額も想定していたので「この値段なら」と安心しました。

そして後は検査日を待つこととなり、いよいよ前日。
食事制限をしなければいけないここからが、俺の中で大きな山場でした(笑。

次回につづく

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