大腸内視鏡検査 前日の検査食を食べてみたところ・・・

大腸内視鏡検査シリーズの1回目はコチラ
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大腸内視鏡検査を受ける前日。
食事制限や大量の下剤を飲まなければいけないこともあり、カレンダーを見る度この日がやってくるのが憂鬱で、しっかり出来るか不安でした。
が、まぁこの日が来てしまえば、腹をくくるしかないわけで、検査食だけを食べる覚悟は出来ました。
また毎日飲んでいるお酒を、この日は飲んではいけないのも我慢できました。
金曜日の午前中に検査を受けるので
「木曜日の深夜1時~2時ぐらいまでなら酒を飲んでも大丈夫かな」
と思ったりもしたのですが・・・。
しかしそういうことをした結果、検査を受けるときに辛くなることも想像できたので、きっちり前日からお酒は封印し、朝から予定どおりに検査食を食べました。

クラッカー以外はレトルト。
楽でいいですが、1日3食レトルトというのは人生初で、なんだか微妙な気持ちになりました。
ただ、それぞれにしっかりした重みがあり、パッケージの画像がおいしそうなので、食べるのを楽しみにしていました(笑。

んで、まずは朝食。

鶏とたまごの雑炊。
期待しながら口に運んでみると・・・味が薄く、かなりゆるゆるな食感。
画像から想像していた味とはだいぶ異なるので、正直なところガッカリしてしまいました。
でもまぁ検査食です。
俺みたいに過剰な期待をする方がおかしいのだと思いました(笑。

昼食は鮭がゆと肉じゃが。

鮭がゆは朝食の鶏とたまごの雑炊よりも、具材が減ったためか更に薄味です。
食感がゆるゆるなのは相変わらず。
肉じゃがは普段食べるものよりは味がうすく、それぞれの具材が小さいですが・・・。
雑炊や鮭がゆと比べればしっかりした味で、一品料理として成立しているレベルで、そんなに悪くありません。
検査前日の食事と思えば、充分に我慢できる範囲かと。

最後に食べる夕食は、チキンクリームシチューとクラッカー。

ここまで雑炊とお粥で米に飽きていたので、このクラッカーはありがたかったです。
普段あまりクラッカーを食べないせいか、俺はおいしくいただけました。
またチキンクリームシチューも肉じゃがと同じで、きちんとした一品料理。
これがこの日最後の食事と考えると、しっかりと満足できるもので、良いバランスだなと思いました。

ということで、検査食を一通り食べたのですが・・・。
個人的な感想を言うと、まぁ検査食は買わなくてもいいかもしれないと思いました(笑。
あ、全体的に腹持ちは良く、そこらへんでも評価できる商品だと思います。
しかし・・・自分でしっかりコントロール出来るなら、食べてよいものリストを確認して、お好みで3食を作った方が満足出来て安上がりだというのが率直な感想です。

そもそもこの検査食。
俺は1200円ぐらいで買いました。
1食あたり400円ということや、「食べても大丈夫という安心感」を考えれば、とても便利なものだとは思います。
でもこの検査食。
さきほどネットでいろいろと見てみたところ、1,300~1,700円で売っているクリニックや病院もありました。
この値段になると、さすがにそこまでして買うようなものではないと思います。
それだったら、うどんやそうめん、豆腐などを好みで用意して適量を食べた方が安上がりで美味しくいただけるのではないかと思いました。
うどんなんざ3玉100円ぐらいで買えますしね。
ズバ抜けて「うめぇ!」とか言えるものでもないことを考えれば、そっちの方がいいと思いました。
ただあくまでもしっかりコントロール出来る方のみです。
俺のようにうっかりやらかしそうな人は、検査食を食べていた方が無難かもしれません。
でも、俺は再び大腸内視鏡検査を受けるときに、この検査食を買うことはないでしょう。
自分で楽しみながら前日の食事リストを作ります(笑。

ちなみに食べ物は検査食のみでしたが、飲み物はアルコールを除いては特に制限がなかったので、ゼロコーラや無糖の紅茶をガブガブ飲んで、食事の物足りなさを補いました。
当日は「甘い飲み物は避ける」ということだったので、無糖の紅茶のみで。
こういう飲み物も安く買えるので、自分で食事リストを構築しても1,000円いかないと思います。

というわけで、自分の中での結論は、「検査食は別に買わなくてもいい」です。
ポイントさえ押さえれば、けっこう食べられるものはあるので、気になる方は事前にネットで調べて前日の食事を用意することをお勧めします。

次回につづく

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