2020年 胃がん検診を受けてきました

今年もやってきた胃がん検診の季節。
先日、指定された日に行ってきました。

今年はコロナ対策ということで、時間を分散して来場してほしいとのこと。
俺は「8時50分~10時に来てね」と書かれていたので、それに従いました。
前日の20時から食事を取らず、朝起きてからコップ1杯程度の水(検査の2時間前まで)しか飲めないので、本当なら少しでも早く受けたい胃がん検診。
そのため、例年は6時30分ぐらいから並び番号札1~3番を目指していたりしました。
その結果、ある年に順番を巡って頭のおかしいじいさんとトラブルになったりもしました(笑。
今となっては笑い話・・・ではなく、今でもムカついています。
これからも毎年、この時期が来る度に思い出すことでしょう。

ま、今年はいわゆる「後半の部」。
だからそういうので揉めることはないと分かっていたので、例年よりは気持ちも落ち着いていました。
また5~6回目の胃がん検診ともなると、前日からの食事制限や水分制限もだいぶ慣れてきました。
1~2回目のときはあまりの辛さに「明日まで我慢できるのか」と本気で不安になったものですが・・・。
卑しいブタ野郎の俺でも、繰り返すことで耐えることができるようになりました。
そのため、今回の8時50分以降の後半の部というのもさほど苦にならず、きちんと制限を守ったまま、会場入りすることが出来ました。

この日。
行ってみると、ホール内にはけっこうな人が。
ザッと見回すと15人前後。
微妙な重苦しい雰囲気の中で、まずは番号札を確保。
見てみると39番。
コロナにも関わらずけっこうな人が来ていると思いましたし、この番号では「かなり待つことになるそうだな」と感じました。

んで、実際そうなりました。
この時点で検査を受けている人の番号は24番。
つまり、俺が検査を受けるまでは15人。
1人当たり検査にかかる時間が5分なので、合計すると1時間15分後ということになります。
これはなかなかの待ち時間です。
でも、幸いなことに今はスマホがあり、それで時間が潰せるのは幸いでした。

ちなみに待ち時間中にそれとなく人間観察をしてみましたが、まぁ色んな方がいますね。
俺の後に来た人の中で、番号札を数枚持って行った方もいたようです。
何かを勘違いしたのかもしれませんが、怖いと思いました。
また、静まり帰ったホールで、スマホの「ジリリン、ジリリン」という着信を鳴らしている方もいました。
担当者が説明している最中になっても、止めずに鳴らしたまま。
まぁ、これが1回だけなら許せます。
事前にアナウンスでもなければ、ついうっかりマナーモードにし忘れたとか。
俺もたまにマナーモードにしたつもりで、音が出てビビったりしますし(笑。
しかしその方。
その後も2回ほどジリリンジリリンと鳴らし続けているのですよねぇ・・・。
音を鳴らしていることをまったく気にする様子がなかったので、思わずそっちの方を見ちゃいましたよ。
そこに居たのは30代ぐらいの女性。
まぁ、こういうのに注意すると逆ギレされる可能性もあるから、放置するしかないのですが・・・。
本当にアホが増えたなぁと。

と、そんなことを感じながら過ごし、1時間15分後。
ピッタリ予想していた通りの時間に検査が受けられることになりました。
更衣室で着替え。
以前は脱いだ衣服はカゴに入れていたのですが、今回はコロナ対策のため大きいビニール袋に入れるとのこと。
その指示に従い衣服を入れると、良い感じに持ってきたショルダーバッグも隠せました。
だからスマホとかは持っていかず、その場に置いていこうとも思ったのですが・・・。

検査に関する説明で、「貴重品は検診車まで持っていってください」があり、更衣室でもその注意書きが。

 

 

そのことを踏まえると、これでもしバッグを取られでもしても、
「ほれ!だから言っただろ!」
と相手にされないことは明白です。
だからバッグは持っていくことに。
検診車内で検査を受けている間に奪われることも想定しましたが、検査を受けるときに貴重品を置く場所はあり、検診車内にはバリウムを飲ませてくれる担当者や検査技師がいます。
だから基本的に盗むのはまず無理で、更衣室に置きっぱなしにする方が圧倒的に危険だということを思い出しました。

んで、その検診車内でのこと。
バリウムに関する説明を受けるのですが、このときの担当者がけっこうおしゃべりで。
「きょうはこれまでに6人の方が途中でゲップをしていますからねぇ、そういう方にはバリウムをおかわりしてもらいます(笑」
といったことを話して、皆さん陽気に笑っていました。
が、それを聞いて固まる俺。
これ、俺の場合、こういう話を聞くと余計に緊張するのですよね。
「ゲップをしたら俺もその1人になってしまう」
と。
実際、この話を聞いた後は手が汗でビッショリ。
これまで何度かやってきて、それなりにバリウムに対する対処方は分かっていますが、ゲップをしないという保証はどこにもありません。
だから俺的には、こういう話をされるのはイヤだなと。
そしてこのとき。
俺らが説明を受けている間に検査を受けていたおばあさんが、2回ほど耐えきれずにゲップしてしまっていたのですよね。
そういうのを見ると、なんかそのおばあさんが可哀想でもあり、時間という観点から「悪者」にもなってしまうというか。

だからこの後。
俺は「これ以上、余計なプレッシャーをかけんじゃねぇ」的なオーラを出しながら待ち続けました。
その結果、担当者は俺には必要なこと以外は話し掛けてきませんでした。
ま、見た目と相まって、「変なことを言ったら刺される」とでも思ったのかもしれません。
手元にはショルダーバックもありましたし(笑。

と、そんなことがあり、かなり緊張しながら検査へ。
発泡剤を飲み、バリウムをまずは一口含み発泡剤を溶かし、その後バリウムを全て飲み干しました。
このとき。
けっこうヤバいこみ上げてくるような感じを受けました。
だから「うわ、俺もやってしまうのか」とプルプル怯えながら検査を受けたのですが・・・。
今回は最後まで耐えることが出来ました。

このゲップを耐えるコツですが、とにかく「顎を引いて下を向いて、つばをのみ込むようにすること」
だと思います。
これまでの経験上、これが一番安定します。

というか、これをまったく知らなかった1回目の検査の際、俺は途中で耐えきれず思いっきりゲップしてしまったのです。
そのときは検査技師に
「あは~ん、ゲップしちゃダメ~」
と言われたのを今でも覚えています(笑。
また再度バリウムを飲むのが苦痛で、一度失敗した後にゲップを我慢するのも辛かったです。
自分の後に人が控えているから、プレッシャーもそれなりのものがあります。
なので、これから胃がん検診を受けようと思っている方には、この対処方だけは覚えていただきたいです。
けっこう我慢できるものじゃなかったりするので。

という感じ、なんとか無事に検査を耐えきり終わった胃がん検診。
入口を出る時間を確認してみると、会場についてから2時間経過していました。
朝1で並んだ場合にかかる時間が、会場が開く前の待ち時間も含めて1時間前後であることを考えると、今回は倍の時間がかかったことになります。
だからまぁ、特に指定がなければ朝1で行った方が無難かと思いました。
その際は頭のおかしい爺さんに会わないことを祈るだけです(笑。

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