お風呂の追い炊きが出来なくなった?

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1月1日の夜。
洗面所に行くと風呂場の入口に「お風呂が調子悪いので、シャワーを使ってください」というメモが。
すでに母はこの時点で就寝中。
明日の朝確認することにしました。

翌日の朝。
さっそく母にお風呂のことを聞いてみると・・・なんでも「お湯は出るが追い炊きが出来ない」とのこと。
きのうの日中に入れた風呂に夜に入ろうとして追い炊きをしておいたら、まったく温まっておらず冷たいままだったそうで。
再び追い炊きボタンを押しても、「栓が詰まっています」とかいう案内が聞こえるとのこと。

お湯が出るだけ致命的とはいえませんが、この寒い冬。
追い炊きが出来ないとなると風呂に入るのはかなり厳しいです。
なのですぐに状況をチェックすることにしました。

まずは風呂にお湯が溜められるかどうか確認。
「ふろ自動」を押すとお湯が出てきて、ここまではまったく問題ありません。
そして次に追い炊き。
ここでも追い炊きボタンを押すと反応し、いつもどおりの点火マークが表示されたので、
「あれ?大丈夫じゃないかな」
と思ったのですが・・・1分ほど経つとその点火マークが消え、エラーコードが表示されました。
こういうとき、通常であれば説明書を見ればいいのでしょうが・・・。
風呂などの説明書は父が保管していたため、今となってはどこにあるか分かりません。
そのため、こういうときはまずどこのメーカーのものか確認。
そしてネットでエラーコードを打ち込んでみました。

すると、あっさり「こういう症状ではないか」という答えが分かりました。
エラーコードから導き出された可能性は以下の3つ。

(1) 追いだき時、浴槽にお湯(水)が足りない
(2) 循環アダプターのフィルター詰まり
(3)(寒波などの冷え込みが厳しい時期)追いだき配管の凍結

(1)のお湯が足りないということはないので、すぐに(2)のフィルターを確認しました。
母が聞いた音声の「栓が詰まっています」も、このフィルターのことだと思ったので。
しかし・・・フィルターは若干汚れている程度で問題なし。
ついでにキレイにして戻しました。
と、なれば残る可能性は(3)のみ。
雪が降る地域とはいえ、これまで水道管の凍結に気をつけるほどではなかったので、「これもまずなさそうだよな」とは思いました。
しかし、去年の暮れから元日にかけてけっこうな雪が降りました。
日中の晴れたときには溶けた雪がズドンズドン落ちたりもします。
だからひょっとして「給湯器に雪が積もっている」可能性もあると思い、外に出て直接見てきました。
でも、給湯器にまったく雪が積もっておらず、電源も入っている模様。

一通り調べた後。
この時点では「今度は風呂が壊れるんかい」と思っていました。
ここ2~3年、我が家では経年劣化で色んなものが壊れたりしているので。
だから今回もそのケースで、「また金がかかるのか?」とも苦々しく思っていたのですが・・・。
とりあえず今回のような追い炊きが出来ない場合は→
(3)(寒波などの冷え込みが厳しい時期)追いだき配管の凍結
の可能性が非常に高く、その対処方としては「気温の上昇による自然解凍をお待ち下さい」とのことでした。
だからお湯を貼ったままで、お昼ごろまで待つことにしました。

お昼。
再び追い炊きボタンを押してみました。
すると、循環アダプターから「ボコボコボコッ」という音がし、その後は点火マークが付き問題なく追い炊きできました。
つまり、今回の原因は追い炊き配管の凍結。
今の家に住み続けて35年以上経ちますが、こういうトラブルは初だったので、母とけっこう驚くと共に、それだけ今年は冷え込みが厳しかったことを知りました。
また、配管に巻かれている保温材に年数が経つと劣化していくとのこと。
これらの条件が重なって、今回は凍結したようです。
まぁなんにせよ、修理ではなくて助かりました。
このことに気付かずうっかり修理業者を呼ぶだけでも、お金が取られますからね。
いまどきの公式HPの「よくある質問」とかは本当に便利です。
無駄な手間が省けるから業者にとってもお客様にとってもwin-win。
俺なんか、これが無ければ配管に熱湯をかけて壊していたと思います(笑。

ということで、年明け早々に家の機器のトラブルに見舞われたわけですが・・・。
今年も蔵王の家を含め、この手のトラブルがどんどん発覚していくことでしょう。
本当に「経年劣化」というものは避けられず、それがまた重なったりするから厄介なもので。
極力それがないことを願いますが、まぁ有ったら随時このように記事にしていこうと思います。

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