きのう見たこちらのツイート。
3日連続でご来店頂いて、3日間全残しされた著名な音楽関係の方から有難いお手紙を頂きました😊
空席を待つお客様が居る中、らーめんも食べずこの様な手紙を書いて下さるお客様にお出し出来るラーメンは当店に有りませんので違うお店へ行って下さい😊
貴方だけのお口に合うらーめんは作りません😊 pic.twitter.com/iFUHwh5rQB
— 麺屋匠 (@negimisotakumi) February 4, 2021
いや~、改めてラーメン屋さんも大変だなと思いました(笑。
こんなのが来るのかと。
しかもこれ、驚くのは3日間連続で来店し3日間全残しした後にこのメモを残していったこと。
1日目から全残しするぐらいならそこで見切りをつければいいのに・・・。
というか、3日間全残しをするという、普通の人では考えられないような異常な行動をして何かしらの正当性を持たせるような印象を受けます。
「俺は普通の人とは違うんだよ」と。
ま、実際にこんなことをやったら違う意味で恐れられるでしょうね。
「あの人の舌は怖い」とかではなく、「あいつはおかしい」と(笑。
そしてこの件の面白いところが、
「ぜひ頑張ってください。またいつか 次こそ完食できるようリベンジにきます」
と大物気取りの上からコメントを店に残した後、店主から来店を拒否されていること(笑。
ご本人的には「この俺のアドバイスを励みに精進しろよ」とか「これは店主の心に響くだろうな」とか思っていたのでしょうが・・・。
単純に「お前はもう来んな」とあしらわれているのが面白すぎます(笑。
勝手にアドバイスして自爆という恥ずかしさ。
でも、本人はまったくこの事に気付いていないのでしょうね。
別な店でもこの手のメモを残しているみたいなので。
まぁ、こんなメモを残されても、ほとんどの店は「はいはいw乙」とか言ってスルーしてゴミ箱に捨てていると思います。
相手にしてられるほど、商売というのは暇ではないので。
この一件を見て感じたのは、「アドバイスというのは求められたときだけ言えばいい」ということ。
これは俺までの人生経験により分かったことで、俺自身かなり気をつけています。
人間、店の常連になったりすると、ふとしたときに普段から目に付く問題点についてアドバイスしたくなったりするものですが、それをしないように気をつけています。
そりゃ言えば店側は聞いてくれますよ、お客さんですから。
しかし・・・。
そんなアドバイスは裏では「店のことなんもしらねえくせに」とか「なんかこの前好き勝手言っていたわ」とか笑われているだけ。
言った本人は気持ち良くなったりしているのが、これまたタチの悪いところで。
恥ずかしながら俺も過去にこの手のをことをやってしまった経験があり、今でも思い出すと恥ずかしくなります。
それと俺がこう言う考えになったのは、今まで良いアドバイスをしてくれた方々が全員そうだったから。
こちらが困ったときに聞けばそれに対して答えてくれる。
逆に聞いてもいないのに、「いいかお前、仕事っていうのはだな・・・」とか語る輩にロクな奴はいませんでした。
その代表格があのクソ社長です。
本当に語りたがりでよくいろいろとしゃべっていましたね。
まぁほぼゴミのようなアドバイスばかりで、今となっては「ああいう風になったら終わりだ」と反面教師にしていることだけが救いです(笑。
というわけで、俺もこんなメモを残すような人間にだけにはならないように気をつけようと思います。
自分の口に合わないのなら行かなければいいだけで、他の店を探した方がお互いに幸せでしょうから。
コメント