毎日家族の食事を用意し続けることの辛さを知る

前にも書いたかもしれませんが、今から10年ぐらい前のこと。
幼い子ども2人がいる友人の家に泊まらせてもらった際、昼食の様子を見ていたら、食卓にレトルトの小さいハンバーグがありました。
正直、いかにもおいしくなさそうなハンバーグ。
このとき、失礼ながら
「こういうのを食べさせるぐらいなら、手作りしてあげた方がいいのになぁ」
なんてことを思ったのですよ。
まぁあくまでも思っただけで、口には出していません(笑。

そして現在。
諸事情により、しばらく家族一人分の食事を毎日3食分用意することになりました。
期間は1週間程度と決まっているのですが・・・。
実際にこれをやってみると、猛烈に辛いことを知りました(笑。
朝早く起きて朝食を作り、昼食・夕食も欠かさず作る。
もし子どもがいて、これがずっと毎日数年間続くことを考えると、とてもじゃないけど「手作り」なんて言っていられないですね。
友人の奥さんの場合は、これに子どもの世話、掃除、洗濯などその他諸々が加わるわけです。
10年前の俺の考えは、現実を知らない愚か者の考えでした。
よほどの料理好きとかでもない限りは、とてもじゃないけど出来ないですね。

昨年。
スーパーでポテサラを買っている若い主婦に、どこぞのじいさんが「ポテサラぐらい作れ!」と説教のようなことをしたことが話題になりました。
まぁこれは当然じいさんの方がおかしいです。
そんなのその家の勝手だし、そもそもじいさんポテサラ作ったことあんのかと。
でも普段から家族の料理を用意するような人じゃなければ、簡単に作れるような錯覚に陥りがちなのかもしれません。
昔の俺のように。

残り数日。
家族の食事を用意しつづける日々が続きます。
2日これをやっただけで、「もう持たない」と悟ったので、後は飽きられない程度にレトルトや冷凍食品を使って凌いでいこうと思います。
毎日の食事なんてのは、サッと作れるものでいいですわ(笑。
凝った料理が食いたかったら、テメエで作れって話だと思った次第です。

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