父が残していった熱帯魚の世話をすることになった

きょうから数回、父が残していった熱帯魚のことについて記事にしようと思います。
よろしければお付き合い下さい。

父が飼っていた熱帯魚。
記憶が定かではないですが、俺が小学生のころから飼い始めていたので、30年ほど飼っていたのだと思います。
父は何事も本格的にきちんとやるタイプで、専門書を買ってきてそれをきちんと実行していました。
俺の場合だと専門書は買いますが、そのとおりにはやりません。
専門書を買って満足するしょうもないタイプです(苦笑。

この画像はイメージです)

と、数十年我が家に有り続けた熱帯魚の水槽。
しかし、これに興味を持っていたのは父のみでした。
母や俺は一切興味なし。
眺めることもしませんでした。
基本、父が外泊のときは母がエサをあげる程度で、水槽のメンテナンスをやらされることも数十年1回もありませんでした。
だから熱帯魚に関する知識はゼロ。
無関心で冷たいように思われるかもしれませんが、まぁとにかく興味がなかったのです。

で、ある日。
父のガンが発覚して、月日はあっという間に過ぎていきました。
その中で俺が父から任されたのは毎日の餌やり。
他には特に何もお願いされなかったので、特に気にしていませんでしたが、実は熱帯魚の水槽は定期的に水替えが必要です。
でもそのことを父から言われることはありませんでした。
おそらく身体が動くうちは父がやっていたのだと思います。

んで、ですよ。
残念ながら父が亡くなってしまい、様々な手続きを取ってようやく落ち着いたある日。
熱帯魚の水槽のことが気になり始めました。
しかし、この時点では何一つ熱帯魚のことは知りません。
父と熱帯魚のことについて語ったことがないから、本当に何も知らないのです。
そんな俺の前にあるのは、日に日にコケが増殖していく水槽。
ただ、幸いだったのは数が4匹しかいなかったこと。
60cm水槽に4匹なので、そんなに水が汚れる環境ではなかったのです。
後に知った基本的な目安が、「水量1Lにつき体長1cmの魚を1匹」なので、だいぶ余裕がありました。

とはいえ、素人目にも「そろそろ手入れしなきゃやばいな」と分かる状態になってきた水槽。
父が水替えを定期的にやっていたことは知っていたので、そろそろ水替えをやらなければいけないと焦っていたこともあり、ある日ネットで調べて実行しました。
父が残した道具をよく分からないまま何とか使いながら・・・。
このときはネットがある時代で良かったと思いましたね。
昔のネットがない環境だったら、事前に引き継いでいなければ、もうまったくやり方が分からないから残された家族はかなり大変だったでしょうね。
生き物相手だから無慈悲なことも出来ませんし。
実際、うちの場合も俺がいるから良かったですが、俺がいなくて母だけだったら、もう完全にお手上げ状態だったかと。
母では手を出せないから、なんとかその手の業者を調べて処分するしかなかったでしょうね。

こうしてなんとか水替えを終えた俺。
その後は水槽にこびり付いたコケ、後は各種メンテナンスをしなければいけないと思ったのですが、これがネットを見てもいまいち分かりませんでした。
なんというか、フィルターという器具があるのですが、それがまぁ色んな種類があるのですよ。
そしてその違いが分からないから、まったくピンときません。
だからある日、近くのペットショップに行ってみたのですよ。
何かしら勉強になるかなと思って。
しかしこれが・・・もうなにを見てもまったく分からない状態。
店員さんに何を聞くべきなのかも分からないから、とりあえずその日は帰りました。

数日後。
こんな感じでだいぶ行き詰まり、「どうしたもんかなぁ」とわりと困っていたのですが、普段から利用しているヨドバシ.comでこちらのページを発見。
”熱帯魚・アクアリウム用品の選び方”
これを見て、自分の家の熱帯魚の環境をようやく理解しました。
熱帯魚を飼うのに基本的な器具を説明を一通りしているので、初心者にはかなりありがたかったです。
本当にフィルターは種類が多すぎですわ(笑。

と、いうことでようやく熱帯魚のことが分かり始めました。
我が家の水槽は、メンテナンスが容易な上部式フィルター。
一定期間毎に、水をろ過するためのマットやクリーンバイオなるものを交換すればいいだけ。
非常に簡単で、父がマニアックなやり方で飼っていなかったことに感謝しました(笑。

あ、ちなみになんですが、ペットショップやホームセンターなどで器具を買うより、ヨドバシの方が安いです。
物によっては1,000円近く安かったりします。
これはきちんとチェックしました(笑。
デメリットは即日手に入らないことですが、ヨドバシは配送が早く1日で着いたりするので、急がない方にはヨドバシ.comをお勧めします。
初心者だと実際に店に行っても商品の場所が分からなかったりしますし。
それならネットで落ち着いて調べた方が、安心で確実だと思います。

というわけで、とりあえずこのまま飼い続けられる状態になった熱帯魚たち。
日々、エサをやっていると愛着も湧いてきて、更に数を増やしたくなったので、再びペットショップやホームセンターなどに行ってみました。

次回につづく

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