熱帯魚との別れを経験する

前回のつづきです。

父から引き継いだ熱帯魚を飼い始めて1~2年。
引き継いだ熱帯魚たちのデータは皆無でした。
俺も母もいつ頃から買い始めたのが分からないから、寿命も分かりません。
そのためネットで飼っている熱帯魚たちのおおよその寿命を調べみると、長いので5年ほどとのこと。
まぁこれぐらいならこの先何とかなると思って、気は楽になりました。

この後。
状況をみて2~3週間おきに水交換。
そして1ヶ月おきにマット交換をしていました。
最初のころは3枚使っているマットを全て新品に交換するなどしていましたが、これも実は一番汚れたものだけを交換して、残りの2枚は軽く洗ってまた使えばいいようで・・・。
初心者はこういうのも知らないから、けっこう無駄遣いをしてしまうという・・・・・・。
これは生き物相手だから「死んでしまったらどうしよう」とかの不安もあって、万全を期したくなるというのもあります。
あと、何かあった時のために保険としてフィルターやらヒーターやらを買ってしまいました。
ヒーターが壊れると温度管理が出来なくなり、全滅してしまうという不安があったのです。
またフィルターの説明書を読むと、フィルターのモーターというのは消耗度は激しいらしく、理想は1年単位で交換するものらしいのです。
だから予備として新しいフィルターを買っておいたのですが、それから3年。
いまだに父から引き継いだフィルターのままで故障無し(笑。
メーカーの脅し文句に騙されました。
初心者の方はご注意下さい。

と、そんな感じで色々学びつつ、日々は過ぎていきました。
そして熱帯魚たちも寿命を迎えるような感じで、一定期間ごとに亡くなっていきました。

中にはお腹が膨らんで死んだ熱帯魚などもいて、俺の飼い方が間違っていたケースもありました。
が、ほとんどがたぶん寿命のような感じだったかと。
俺が感じた亡くなる前の兆候は、エサを食べなくなること。
それまではエサの時間になると寄ってきていたのが、まったくそういう行動をしてこなくなります。
んで、気が付くと裏返ったりしていて・・・。
でもそれでもしばらく生きたりしています。
俺は基本的に完全に力尽きるまで見守るタイプでした。
病気とかだったら水質の影響が気になるところですが、そういったので全滅するようなことはありませんでした。
数ヶ月おきに1匹ずつ亡くなっていく感じでした。
それなりに愛着を持っていただけに、別れは悲しいものがありましたが、まぁこれもペットを飼う上で避けられない宿命。
楽しませてくれたことに感謝して、自分なりに埋葬させてもらいました。

で、去年の12月。
ついに最後の一匹が亡くなりました。
ちなみに1回、自分で熱帯魚を5匹買い、その後も亡くなって行く様子を見て、更に追加しようと考えたときもあります。
が・・・。
やはり俺に何かあったとき、これを残したままにするのは母にも悪いし、熱帯魚も幸せとはいえません。
だからその後は再び熱帯魚を買うことはしませんでした。

次回につづく

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