一度水害を受けたら、その土地から離れるしかないのかもしれません

九州・広島の大雨特別警報を警報に切替 災害危険度は依然高い状況

今年もこういったニュースを目にして思うのは、
「もう一度被害(床下浸水)が出た家には住み続けることは難しい」
ということ。

2019年の台風19号のあたりから、母とたまにこの手の話をします。
母いわく、「高齢者は先祖代々の土地とかいろいろあるから、被害を受けても引っ越すのは難しい」
と言っていました。
俺もそれには同意です。
住み慣れた土地を離れるというのは、高齢者にとっては肉体的・精神的にも辛いことだというのは分かりますから。

しかしここ2~3年。
毎年のように大雨が降り、以前に災害が起きた地域で再び災害が発生しているのをみると、もう考え方を変えざるを得ないように思いました。
これが例えば被害にあっても毎回3~5万円程度で収まるようなら、まだ住み続けるのはありかもしれません。
しかし、床下浸水などの修繕費って、とんでもない金額なんですよ。
以前にも書きましたが、あるときリフォーム会社のミスにより、我が家では一階の3部屋ほどが浸水。
当然、それにかかった費用はリフォーム会社に保証してもらいましたが、その際にかかった修繕費はおよそ100万円。
だからこれが「床上」とか「人の胸まで水が来た」とかなら、もうとんでもない金額の修繕費が必要になります。
それこそ1,000~2,000万円コースみたいです。

で、現状としてはもうこの手の大雨が「毎年高確率で発生する」感じになってきています。
こうなると、ご先祖様には申し訳ないですが、その土地を離れて安全な場所に引っ越すしかないのではないかと。
命を守る意味でも。

というか、俺がここにきて危惧しているのは、今後は「これまで安全あった場所でも水害が起きる」ということ。
元々低い場所にあったとかなら仕方ないのかもしれませんが、これからは異常気象によりこれまで安全だった場所でも被害が出始めることを想像しています。
だから「自分の家は高い場所にあるから大丈夫」なんて過信せずに、自薦に周辺のハザードマップの確認は必要なように思いました。

俺も先ほどハザードマップを確認。
そして分かったのは、台風19号の最中にバイトに向かう際、ヤバいくらいに道路が冠水していた地域はハザードマップ通りだったということ。
は「台風が来ているときはあそこら辺の場所に絶対に近寄ってはいけない」というのが頭の中でハッキリ認識できました。
これが頭の中にあるだけでも、少しは生存確率が上がると思いますし、これからは今までの常識が通じないので、自分の身を守るためには自分でチェックや判断をしていくしかないと思います。

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