作業時間は決めずに、気の向くままにやることにした草取り。
夏の暑さも相まってかけっこう生い茂っており、初っぱなからやる気が削がれかけましたが、とりあえずブチッブチッと抜き始めました。
するとですね･･･。
なんだか思っていたよりも楽しくなってきたのですよ（笑。
中学生のころはゲームの攻略本を読んでさぼるというとことんクソみたいなことをやっていた俺ですが、おっさんになった今はやってみると意外と楽しいのです。
そんなに苦痛でもないというか。
で、なんでこういう気持ちになるか考えてみたのですよ。
そして思い浮かんだのは、“やれば確実に進む”ということ。
いくら繁殖力がある雑草とはいえ、ブチッと抜いた翌日にそのまま再び生えるなんてことはないわけです。
だから作業を進めていけば目に見える形で成果が分かります。
ゲームとかでもアイテムを収集するのは好きな俺。
ゴミ袋に少しずつでも確実に雑草が溜まっていき、やった箇所はキレイになっていくのを見ると、脳内から快楽物質が出てきて、時間を気にせずに作業を進めることが出来ました。
それと苦痛に感じなかった理由として大きいのは、最初から完璧を求めずに気楽に取り組んだから。
これが最初から「小さい雑草も残さず全て取り切る」や「毎回2～3時間やる」なんてことにしたら、おそらくすぐに心が折れていたでしょう、俺の事ですから（笑。
でもその日やれる範囲で、また大きい目立つのから抜いていくという感じでやっていけば、そんなにたいしたことでもないと気づきました。
要は最初から根を詰めすぎてはいけないのですね。
どうせ出来ないのですから。
多少の余裕というか遊びを持って取り組む。
これは人生にも活かせることのように思いました。
あと、わりと楽しく草取り作業を続けられたのは、100均で買ったアイテム3点がこれまた想像していた以上に有効だったから。
ステンレス草抜き鎌はコンパクトでかなりの使いやすさ。
背抜き手袋は手にピッタリとフィットして作業しやすく、手をしっかり保護してくれます。
最初は軍手でもいいかと思っていましたが、作業のしやすさでは背抜き手袋の方が上です。
そしてですね、おもいっきり意外だったのが、園芸ひざあての効果。
買う時に「こんなのいらないかな」と思っていたものです。
父や母は使っていなかったので。
しかし･･･これが使ってみると、膝を地面から発生するダメージから完全に守ってくれます。
砂利の上なんかで作業する時はそのありがたみがよく分かります。
草抜き鎌も背抜き手袋も使えるものですが、それよりも園芸ひざあての方が俺にとって必需品でした。
四つん這いになっても痛くないし、長時間の作業もしやすくなる。
これは草取りにはお勧めの一品です。
と、そんな感じで気楽に取り組んだことや100均のアイテムにより、少しずつ作業を進めてとりあえず問題ない範囲まで草取りが完了。
かけた時間は9時間ほど。
コツコツやればいつかは終わるので、今回は最後までしっかりやれました。
中学生時代からこういうことが出来るぐらいの頭を持っていたら、俺の人生も変わったのでしょうね（苦笑。
というわけで、今後は俺が庭の草刈りを担当することになったのですが･･･。
その後も庭をチェックしていると、雑草というのは再びモリモリ生えてきていて。
いやはや、作業を続けることはもちろんのこと、しっかりと除草剤なんかも撒いていかないといけないようです。
これから勉強して、少しでも楽に処理できるようにしていく所存です。
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