飲食店において一番やってはいけないことをやっていたんですね・・・

元バイトAKB梅澤愛優香さん 経営ラーメン店の食材誤表示で謝罪 国産モツ→米国産

ラーメン評論家から受けたセクハラに関しては、Twitterなどで真っ当な事を言っていた梅澤さんですが、
これに関してはそれとは真逆で“苦しすぎる言い訳”という印象です。
食材誤表示に関しては下記のインタビューで堪えているので、まずこちらをお読み下さい。

「メニューの表記と違う食材を使用していたのは事実です」元バイトAKB梅澤愛優香が全面謝罪 海老ともやし以外にも…

俺は2020年3月まで、飲食店の仕込みのバイトを3年半していました。
だからこそ分かるのですが、国産と外国産を間違うというのはあり得ないと思います。
というのも、末端バイトであった俺でも、それなりに”この食材はどこどこのもの”ぐらいは知っていたから。

作業する際は基本冷蔵庫や冷凍庫に入ります。
そこで食材が入れられている箱書きを見れば、会社名や産地がたいてい書いてあるのですよ。

だから仕入れに携わっていない俺のようなバイトでも、おおまかには把握できるようになっています。
これが冷蔵庫に一切入らないとかいう人間なら、そういうのもまったく知らないという話も通るのですが・・・。
前にテレビに梅澤さんが出演していたときは、毎日朝4時からラーメンのタレの仕込みなどをやっているとのこと。
そして営業中には店にも立っているわけです。
現場で長時間働いているなら、絶対に食材の箱書きなどを度々目にすることはあるはず。
週3~4で、営業には一切携わらない仕込みだけの5時間バイトの俺でも分かるぐらいです(笑。
だから店の経営者である梅澤さんが使っている食材が変更になっていることに気づかなかった、認識にズレがあったというのは、到底信じられないのですよね。

またですね、例えばこれがちょろっとした備品や消耗品とかの話なら分からなくもないのです。
俺がバイトをしていたころ、店で使う洗濯洗剤は俺が買い出しに行っていました。
だいたい買う店は決まっていましたが、場合によっては違う店に行くことも。
だからこういうのは社長は“どの店で俺が買っていたか”なんてのは、まったく把握していないと思います。
でも、レシートは提出しますから、経理を担当していた社長の奥さんはそれとなく知っているわけです。

で、梅澤さんの店でも、スタッフがスーパーに食材を買いにいっているわけじゃないですか。
当然レシートや領収書は持ってくるわけですから、梅澤さんや他に経理担当がいた場合は気づかない方がおかしいのですよね。
店で使う量の食材を買ってくれば、金額的にもスルー出来るような金額にはなりません。
間違いなく気が付くレベル。

それと、店で扱う食材というのは、経営をしていく上でももっとも大事な部分だと思うのです。
だからこれをバイトや一社員が勝手に変更するというのは、まずありえないでしょう。
仕入れ先の卸業者の変更や何かトラブルがあった場合は、かならず上の人間の指示を仰ぎます。
梅澤さんは複数の店舗の運営で忙しかった、現場の従業員と情報交換が出来ていなかったとおっしゃっていますが・・・。
ちょろっとした備品を買うのとは訳が違うのですから、それは通らない話かと。
というか、本来使うべき食材がなければ、俺でも確認しますし、そうしていました。
国産なのにスーパーで外国産を買ってきてそれを使うなんて真似はしません。
店の味ってのは命ですから、社長以外が無断で食材を変えたり他の食材を買ってきたりするというのは、とにかくやってはいけないことです。

またこの話で思うのは、国産と外国産では値段がまるで違うということ。
スーパーで買い物をする方は知っていると思いますが、例えばにんにくとかなら中国産なら3個で90円、国産だと1個で250円とかです。
だから国産から外国産になれば、毎月の経費に目に見える形でハッキリと分かるわけで。
使う量が量だけに数十万単位で違ってくるから、ここで異変に気づかないのはおかしすぎます。

と、これらの点を踏まえると、梅澤さんの話は残念ながら信じることは出来ません。
食材誤表示をしていた期間が2年というのも、あまりに長いです。
これがトラブルにより、やむを得ずその日はスーパーで買ってきた食材を代用したとかならあると思います。
ただ、2年となると・・・。
社長であり現場で働いているなら絶対に食材が変わっていることには気づきます。
もし本当にそれに気づかなかったとしたら、経営者としては完全に失格ですね。
「本当に社長として働いていたの?」と疑われても仕方ないかと。

というわけで、俺の見立てでは、これは故意にやった産地偽装だという結論です。
とにかく日々営業していれば気づくポイントは無数にあるわけですから、そこに気づかなかったというのは、正直考えづらいです。

で、本当に気づかなかったとしたら、もうそれは店をやっていくべきではないです。
悪意はなかったにしても、お客様を騙していたのですから。

そして先ほど。
梅澤さんのTwitterでの謝罪文を読みましたが、リプ欄を閉じていますね。
ラーメン評論家の一件ではリプ欄を解放していたのに、こういう自分に不利な事だとリプ欄を閉じるというのは、さすがにずるいと思いました。
まぁ解放したところでメチャクチャ叩かれるだけだから、そうしたくなるのは分からなくもないですが。
でもやったことが事だけに、それは受け止めないといけないかなと。

というか、ラーメン評論家のときにあれだけラーメンに関して真剣に向き合ってきたような話をしていたのにこれでは・・・・・・。
これでよく「素材にこだわっています」みたいなことが言えたなぁ・・・と。
セクハラの件では相手の自爆もあり応援している人も多かっただけに、これは致命的なブーメランで信頼を取り戻すのは相当難しいでしょうね。
これからは気をつけますといっても、それを俺は信じられないです。
それぐらいあり得ないことなんですよ、この食材誤表示は。
俺のような末端バイトでも”あり得ない”と確信できます。

いや~それにしてもこういう話になるとは・・・。
若くしても頑張っていると思っていただけに、非常に残念です。
ラーメン女王を目指していたようですが、今後は店を守っていくだけでも相当厳しいことになるかもしれません。
一度失った信用を取り戻すのは、本当に難しいことですから。

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