“センス”は教えられないものだと思う

(*以前の記事を引っ越しました)

半年くらい前のことになるのですが・・・。
お気に入りの2時間ドラマを見ていたときのこと。

物語の途中、違和感を受けずにはいられない演技をする役者が登場しました。
他の役者さんと比べても、あきらかにその彼だけセリフのしゃべり方がおかしいのです。
もう圧倒的な大根。
そのため「え?なんだこの男は」と思って、その役者の顔を見てみると・・・。
以前、スーパー戦隊シリーズに出ていた若い男性俳優さん。
戦隊ものに出演していた際はリーダー的な存在だったためセリフを言う機会も多くその演技をみたことがあるのですが、あまりの滑舌の悪さに唖然としたことがあります。
見た目は決して悪くないということもあって。

 

と、そんな若い役者さんをそのドラマで再びみて、ドラマの内容とは別に一つ確信に至ったことがあります。
それは「こういう滑舌の悪い役者さんの滑舌が良くなることはない」ということ。
以前にも顔は良くても滑舌が悪い役者さんを見たことがあります。
そういう方の場合、若いということもあり前は「これから良くなっていくのかもしれない」と考えていました。
でも、数年後にそういう役者さんを見ると、ほとんどが滑舌は悪いまま。
そしてこのとき見た若い男性俳優も以前のままで、演技も滑舌もまったく良くなっていませんでした。
戦隊シリーズに1年間出演し、その後もいくらか経験を積んだのに以前と変わらない演技をしている若い男性俳優さん。
そんな彼をみて、「やはりセンスがない部分は鍛えてもどうしようもない」ということを感じました。
こういうのは教えても出来るようになるものじゃないのでしょうね。
そのコツみたいなものが理解出来ない人には、一生理解出来ない領域というか。
でも、出来る人は特に教えなくても出来たりするものなのですよね・・・・・・。

と、何だか物悲しい話になってしまいましたが、あくまでも役者に向いていないというだけの話です。
若くて顔はいいですから、いくらでも一般社会で生きていく道はあると思います。
むろん、いまのまま役者を続けていくこともありですね。
そもそも赤の他人のおっさんがどうこういうことでもないですし。
勝手なことを言ってすいません(笑。
ま、また何かのドラマでこの役者さんを見た際は、自分が得た確信が正しかったかどうか演技をじっくりみてみるつもりです。
演技がうまくなっていたら、自分が間違っていたということですから。

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