こみ上げる怒り

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(*以前の記事を引っ越しました)

この前、バイトが休みだった日のこと。
夜中に起きて早朝までチビチビと飲んでおり、「じゃあそろそろ寝るかな」なんて思っていると携帯から「プルルル~」と着信が。
普段の生活でほとんど鳴ることがない自分の携帯。
その上、時間が時間だけに一瞬焦ったのですが、画面を見てみるとバイト先の店長から。
「あれ?俺きょう休みだったよな?間違ってないよな」とカレンダーの勤務表を見ながら電話に出ました。

「はい、もしもしkanimisoです」と出ると、店長から、
「ああ、すいません、kanimisoさん、寝てましたよね?」
とまず一言。
そして自分が、
「いえいえ大丈夫です、どうしましたか?」
と聞いてみると・・・、なんと俺の休みの日に働いているワカテ君から「出勤できない」という連絡があったとのこと。
欠勤理由は「熱がある」とのことでした。

んで、とりあえず店長が急いで店に来て作業を開始したそうなのですが・・・。
この作業は相当昔にやったことがあるだけで記憶が曖昧なため、「どの食材をどの順番で入れるのか教えてほしい」ということと、「8時ぐらいから店に来られないかな?」というお願いが。
しかし・・・上に書いてあるとおり、この時点で「飲んでしまっている」自分。
でも、状況が状況です。
いくら簡単な作業とはいえ、さすがにほとんどこの作業をやったことがなく記憶が曖昧な店長がやるのはかなり大変です。
そのため、「俺が行くしかないか?」と真剣に考えました。
が、すぐに昨年、あの元モー娘の吉澤ひとみが起こした飲酒運転のことを思い出しました。
「この状態で運転したら、あれと完全に一緒だ」と。

この日の状況は、店としてはかなりピンチです。
が・・・それイコール「飲酒運転してもセーフ」なんてことは絶対にありません。
もし自分が運転してなにかあったら、もう一発で人生終了です。
そしてそうなった場合、自分も社会的に致命的なダメージを受けますが、会社にも余計に迷惑をかけるでしょう。
(通勤には車が必要なので、免許がなくなったら終わり)
と、これらのことを3秒ほどでパパッと考え上げたため、店長には素直にこう答えました。
「あ、すいません、もう飲んじゃってるんで・・・」
と。
これを聞いた店長は、即座に「kanimisoが来るのは無理」ということを悟ったようです。
「あ、そうですか、分かりました、じゃあそのまま飲んでいてください・・・」と。
これはイヤミではなく、諦めもあってこう言ってきたのだと思います。
さすがに、「飲酒運転でもいいから来て下さい」とは、口が裂けても言えないご時世ですからね。
そしてそのまま、店長が「何とかします」とのことだったので、電話を切りました。

と、そんなことがあり・・・この後は店のことが気になってすっかり気分もブルーに。
で、この後も悶々といくつかこういうときの対策を考えてみました。
例えば「タクシーで店まで行く」とか。
これなら酒を飲んでいても問題ありません。
この日は作業出来ないほどは酔っていなかったので、「店長と二人で作業を分担してやるなんて手もあったかな」なんてことも考えました。
でも、このときネットで自宅から店までのタクシー料金を計算してみると、なんと片道で5,000円超え。
こうなるとさすがに社長とかから、「kanimisoさん、タクシー代を出すから行って」とかの指示が無い限りは無理です。
「やっぱこういうケースだと、もう俺にはどうしようもないな」という結論に達しました。
そもそも酔っている状態で大量の食材を切るのは、かなり怖いですしね。

にしても・・・。
この後気になったのは、ワカテ君から店長に連絡があったのは、「何時頃のことだったのか?」という点。
店長の声の雰囲気から察するに、おそらく勤務開始時間の直前に電話がかかってきた感じがありました。
それを思うと、ワカテ君にはとんでもない前科があることもあり→(未曾有のバイトテロが発生)怒りがこみ上げてきて・・・。

と、そんな怒りを抱きつつも、この後はそのまま寝てしまいました。
で夕方ごろ起きて・・・。
「あれからどうなったのかな?」なんて考えていると、再びスマホに店長からの着信が。
事の経緯や明日もワカテ君の勤務日であったことが気になっていたので、すぐに電話に出ました。

次回につづく

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