この状況で相手の主張は母が“10割悪い”とのことでしたw

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前回のつづきです。

接触事故を起こしてしまった母。

車のダメージはお互いに塗装がべったりついた程度で、凹みなどはありません。

大きな交差点で左折しようとした際、横断歩道前で止まり、歩行者がいなくなってから第2車線(右側)の方に入ろうとハンドルを切りました。
そのとき、対向車線にいた右折車も第2車線に入ってきて、母の車の右前部分と相手の車の左前部分が接触。
母いわく、「同じタイミングでお互いに第2車線に入ったためぶつかった」とのことで、右折した車を運転していたのは、母より年上の70歳くらいのおばあさんでした。

Aが相手の車。
こんな図しか書けなくてすいません。

*上の図だと車線数が少ないことに先ほど気付きました。
一応、拡大図を載せておきます。

で、事故が起きた後は警察を呼んで、互いの連絡先を交換したのですが、前回の記事でも書いたように、「これから先は揉めないといいな」と真っ先に自分は思いました。
というのも、10年以上前にも母は事故を起こしたことがあるのですが、そのときの事故の相手が卑劣なやつで・・・。
事故が起きた当日にすぐに電話をかけてきて「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」という感じで謝ってきたのですが、
後日、修理代金がかなりかかると分かった途端、態度を豹変。
母の保険会社からきちんと電話連絡がいっているのに家に電話をかけて来て
「なんだ!あんたのとこの保険会社は!待っていても連絡がこないじゃないか!!」と嘘をついたのを皮切りに、少しでも過失割合を減らすような行動をとり始めました。
そのため、このときはしばらくの間、事故処理の話で揉めました。
結局、最後の方になっても相手が粘って一向に折れず、このまま行くと調停になるとなった段階で母がやむなく折れました。
この時の母は「まったく!なんなの!」という感じで非常に憤っていましたが、まぁ頭のおかしい奴には勝てません。
ちなみにそいつの職業は学校の先生でした。
教師というのも「ピンからキリなんだなぁ」と、そのときはしみじみ思い知らされましたね(笑。

と、そういう風に相手と揉めると、日常生活にも影響が及ぶしイヤな思いをするので、今回はお互いに保険会社を通してスムーズに解決すればいいなと思っていたのですが、事故から3日たったある日、母側の保険会社の担当者から電話が来ました。
母が話を聞いてみると、なんだか相手が「自分に一切非はない!」と、とんでもなく激昂しているとのこと。

それを聞いた母は焦りましたが、その後すぐに保険会社の方から、
「相手から電話がかかってきても相手にする必要はありません。そのまま電話切っていただいてもまったく問題はありませんので」
とアドバイスを受けたそうです。
要は保険会社の人はこういうヤバイ方々の対応には慣れていて(笑)、
「このババアの感じだと、間違いなく相手の家に文句の電話をいれるだろうな」
と、察してそうなる前に母に連絡をくれたわけです。
素晴らしい対応ですね。
ま、これでもし電話がかかってきても、きちんと対応する心の準備が出来ました。

それにしても・・・この話を聞いたときには只々あぜんとさせられましたね。
というのも、自分は母が事故にあった当日、すぐに「左折車と右折車が交差点でぶつかった場合」の過失割合がどれぐらいなるか調べていたのですが、基本は3:7。
左折の母が「3」で相手が「7」なわけです。
ただ、母も左折する際は原則的に左側の第一車線に入って曲がらなければいけないのに、そこで第2車線に入ってしまっているから過失は増えます。
それを踏まえれば4:6あたりが妥当だと思っていたのですが・・・・・・まさか相手が10:0という主張をしてくるとは思いませんでした。
10:0っていうのは、駐車している車にぶつかった時などに聞く話で、お互いに走っている場合はほぼ何らかの過失がお互いに発生します。
それなのに10:0というバカ丸出しの主張をしてくるババア。
このとき、家族全員で確信しました。
「このババアなら文句の電話をかけてきてもおかしくない」と(笑。
そんなわけで、実際に電話が来てほしくないとは思いつつも、もしきたときの為に原稿を作り電話口において対応することにしたのですが、それから2日後、保険会社が予想していた通り相手のババアから電話がかかってきました。

次回につづく

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