20代は自信や希望に溢れていたことを思い出す

(以前の記事を引っ越しました)

4月は新生活が始まる季節。
ま、いまの自分にはとんと無縁なことなんですが・・・(笑。

先月の3月末のこと。
地元の番組を見ていたら、アシスタントをやっているアナウンサーの娘が卒業するという話が。
自分の記憶では「ついこの間にアシスタントになったばかりだよな」というイメージがあったため、ドッキリ企画だと思ったのですがマジでした。
番組にも非常にマッチしていた感じだったのに、名残惜しむ暇もなく卒業する。
このことが気になり、そのアナウンサーのTwitterを見てみると、なんと会社自体を退職するとのこと。
そして更に読んでいくと、なんとそのテレビ局では3月末、一気に3人のアナウンサーが退職することを知りました。
年齢は26歳ぐらいの若い子たち。

そして4月に入ってのこと。
朝の地元の情報番組を何気なくボーッと見ていると、これまたアシスタントのアナウンサーの娘が変わっていることに気付きました。
ま、最初は「新年度に入ったから変わったのかな」や「出演する曜日が変更になった?」程度に思ったのですが、これも気になりまたネットで検索。
するとすぐにそのアナウンサーのTwitterが見つかり・・・、3月いっぱいで退職→別な会社に就職したことを知りました。
その娘も年齢は26歳ぐらい。

と、そんな若い子たちを見てまず思ったのは、「順調なアナウンサー人生を送っているように見えるのに、ずいぶんとアッサリ辞めるものなんだなぁ」ということでした。
自分が見ていた限り上記で挙げた娘たちは、いずれも会社から重宝されていたようなイメージがあったのです。
だからむしろこれから着実にステップアップ・・・という感じだと思うのに、それを捨てて別な会社へ。
すごいもったいない気がしました。

でも後々もこのことを考えてみると・・・。
まぁ、アナウンサーになれるぐらいの能力を持った人たちですから、元からしっかりきっちりとした人生設計を持っているの間違いありません。
だから今の人生が当人の中で理想と違うというか、思い描いていたものと違っていたら、よりステップアップを目指して新たな道をサクッと選ぶものなのかなぁと。
元々の能力は高いから、働ける場所もいくらでもありますしね。

また、ふと自分がこの子たちぐらいの年齢だったころを思い返してみると・・・。
友人の1人が「俺は仕事が出来る!」と思い込み転職し、その結果ブラック企業に就職。
そこで地獄を見ていたことを思い出しました。
そして自分も・・・、フリーターだったくせに未来に対してもの凄い希望を持っていた気がします。
学生時代から何をやっても続かず、全体的なスペックは上中下の「下」。
それなのにかなり本気で「俺はやれる!」みたいな万能感を持っていた気が。
ま、その後の結果は皆さんご承知のとおり、そうはならなかったわけですが(苦笑。
ちなみに友人はブラック会社での経験を糧にして、今は立派な社会人になりました。
こうした現実を踏まえると、つくづく自分の心には強さが足りなかったと思わされます。

と、立て続けに退職していったアナウンサーの娘をみて、そんなことを考えた春うらら。
自分よりも遙かに若い人たちがそれぞれの人生を考えて真剣に行動していく姿に、自分は「そういう貴重な時間を捨ててしまったんだなぁ」としみじみ後悔せずにはいられなかった次第です。

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