ブルーシートを踏んだらパンクすることもあると知る

前回の続きです。

買い物の帰り。
運転していると異常な振動を左後輪付近から感じました。
すぐに「これはまずい」と思い、とりあえず横にあったクリニックの広い駐車場に入り駐車。
そして外に出て、タイヤの状態を確認してみると・・・。

おもいっきりパンクしていました・・・・・・。

こうなると自力で修理出来ない自分はJAFを呼ぶしかありません。
まずはタイヤの状況を更に詳しく確認することに。
すると・・・おもいっきりネジのようなものがタイヤにブッ刺さっているのを発見。
こういうケースは車を運転してはじめてだったので、かなり驚きました。

で・・・こうなった原因はすぐに思いつきました。
それはスーパーに向かうときに中型のトラックの荷台から降って、自分の車の前に落ちてきた青いビニールシート。
トラックの見た目からおそらく工事関係だと思ってはいましたが・・・、青いシートにネジがくっついていたようです。
そしてそれを俺が「ここしかない!」というタイミングで踏んだという(笑。
「右ではなく左の車線を走っていれば・・・」や「俺の前を別な車が1台でも走っていれば」など考えると、「こんなに絶妙なタイミングの不幸ってある?」と思わずにはいられませんでした。
本当に神様のイタズラとしか。

ま、とにかく原因がハッキリ分かったので、JAFに連絡することに。
事前にダウンロードしていた「JAFを呼ぶ」というアプリを起動させました。

で、これがエライ便利でした。
画面の案内に従ってトラブル箇所などを打ち込んでいくだけで、電話でのやりとりは一切無く手続きが完了。
GPSがあるため、「どこどこの場所です」なんて説明も不要なのです。
以前、深夜のラーメン屋駐車場にてタイヤをバーストさせて、親に頼んでJAFを呼んでもらい、場所の説明に苦労した経験もあるだけにこの便利さには感動しました。
通い慣れている場所でも、いざ住所で説明するとなると自分には難しいですから。

手続きが終わりJAFからの返信が来ました。
「そちらに行くまで40分ほどかかります」とのこと。
幸いこの日は用事は家族の昼食を作るだけなので、後はひたすら待つことにしました。
偶然にもパンクが分かった直後に、すぐ横に広い駐車場があったのも幸運でした。
こういうところはラッキーです(笑。

40分後。
JAFの方が来てくれました。
自分に2~3点話を聞き、パンクしたタイヤにエアーコンプレッサーで空気を注入。
タイヤがみるみる膨らみ、とりあえず走れる状態になりました。
そして、「とりあえず走れる状態になったので、これならすぐ近くのガソリンスタンドやイエローハットまで行けますので、そこでパンク修理してもらって・・・」との提案が。
実際このときは駐車場の後ろにガソリンスタンドがあり、それは可能でした。
でも自分は・・・「ん?いくら近い距離とはいえ、このネジがブッ刺さったままで走って大丈夫なの?」や、当初の考えでは、「スペアタイヤへの交換になるだろう」だったため、この提案をすんなり受け入れられず・・・。
後になって、このJAFのスタッフの方の提案は間違ってはいない事を知るのですが、この時点ではそういう判断は出来なかった自分。
けっきょく、申し訳なかったですがスペアタイヤへの交換をお願いしました。
まずは家まで帰ることを優先させたかったのです。
パンク修理はその後でやると。
JAFの方は手際よく交換してくれ、作業は5分ほどで終了。
お礼を行って家に戻り、数日間様子を見てからパンク修理に持って行くことにしました。

で・・・。
パンク修理に行く前に調べたのは修理費用。
タイヤ交換などはありますが、パンク修理はこれまでやってもらったことがありません。
そのため「どれぐらいかかるのかなぁ・・・」と思って調べてみると、いろいろ含めて3,000円ほどということが分かり・・・怒りがこみ上げてきました。
「どこぞのアホの手抜き仕事のせいで、ワシが3,000円も払わされることになるンか!」
またこのとき、自分の場合はもうパンクしてしまったタイヤを外してしまっているため、また取り付ける工賃がかかることに気付きました。
だからJAFのスタッフは、「そのまま近くのガソリンスタンドに持ち込むことを提案したんだな」とこのときに分かり・・・。
とまぁそんなことを考えつつ、トラックの荷台にきちっとビニールシートを固定してくれていればこんなことにはならなかっただけにこの後の数日間、ずっと、「ちくしょう・・・ちくしょう・・・」と顔も知らぬ誰かを憎み続けました(笑。

でも、これから3日ほど経った後。
ふとあることに気付きました。
それはあと少しで冬タイヤの交換シーズンだということ。
このパンクが発生したのは10月下旬。
あと10日もすれば11月になり、自分にとっては少し早めの冬タイヤ交換シーズンです。
だからそのついでにやれば手間が少なくて済むと気づき、ディーラーにメールでパンク修理とタイヤ交換の予約をしました。

そしてタイヤ交換当日。
パンクしたタイヤにネジが刺さったまま持って行ったので、どこから空気が漏れているかの特定もすぐに済んだらしく、トラブルもなく修理完了。
渡された明細をみると、なんと1,000円でした。
これだと昔やったことのある自転車のパンク修理と同レベルの金額。
あまりに安いので、スタッフさんに、「え?こんなに安いもんなんですか?」と聞くと、「空いている穴が一カ所で穴が小さい場合はこんな感じです」とのこと。
また、自分の場合やタイヤ交換と一緒にお願いしたため、本来タイヤ交換1本あたりにかかる500円が不要になるとのことでした。
パンクした日、焦って交換に来なくて正解でした(笑。

ということで・・・ネジを踏んでタイヤをパンクさせるということに生まれてはじめて遭遇した自分。
まぁ事故に繋がるようなこともなく、修理費用も安く済んだのでとりあえずは良かったのですが・・・。
この一件で、運転中に前の車から落ちてきたものの回避は非常に難しいことがよく分かりました。
今回はビニールシートでしたが、これがもし鉄骨とかの重い物だったら・・・。
それなら自分もブレーキをかけて止まるでしょうが、タイミングによっては避けられずフロントガラスを突き破り・・・なんてことを想像して怖くなりました。
これからの運転は、今までよりも車間距離を取るように心がけると共に、いい加減な仕事は赤の他人に迷惑をかけることが分かったので、俺も仕事はきちんとやる所存です。

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