適任者を置かないと店は崩壊していく

前回のつづきです。
店長の「モノの考え方がかなり変わっている」と言うことなのですが・・・。
券売機のこと以外でも、その変わった考え方が見えます。

例えば全ての時間帯で使うサランラップ。
店で使う量は家で使う量とは比べものになりません。
だから必要なのは業務用の100メートル。
で、最初に店に置かれていたのはその業務用でした。

そしてある日。
その業務用サランラップの在庫が少なくなったので、店長に、「サランラップ残り少ないのでお願いします」と頼んだのですが・・・。
2日後。
店には近所のスーパーで売っている、家で使うような20メートルほどのラップが15本ほど置かれていました・・・・・・。
まぁ、ここまでくれば、俺がなにを言いたいのかは皆さん分かりますよね(笑。
つまり、そういうことなんです。
他の備品などでもそうですが、大量に使う物なのに少ない量のものを買ってくる店長に困っていまして。
だからフジ子さんや俺がやんわりと、「買い出しに行く手間が増えますから」などとアドバイスをするのですが・・・、しばらくするとまた同じことしだすのです。
だからもうほんと何といいますか・・・。
「まぁ仕方がない」とスルー出来ない感じなのです。

またあるとき、従業員が履く靴がボロボロになってきたため、各自にサイズ確認をし靴を発注した店長。
そしてそれは倉庫のような場所に届きました。
しかし、2~3ヶ月経っても靴は倉庫に置かれたまま。
発注していないじゃなくて、「発注して物は届いてあるのに!」ですよ。

学生バイトやパートさんたちは、靴がますますボロボロになってきたころ、店長に2~3回、「靴を店に」ということをお願いしたそうです。
このままだと仕事にも差し障りが出るからと。
でも、一向に取り寄せない店長・・・。
後日、このことを知った俺が店長に、「みんな困っているんで、靴を取り寄せた方がいいですよ」と言いましたが、それから2週間経っても何もしません。
だから俺も見切りをつけ、奥さんにこの件をメール。
すると翌日には倉庫から靴が届きました。
こんなに簡単なことなのに、それをやらない店長。
意味不明すぎて怖くなります。

あと最後に「マジで!?」と思ったのは、台風の日に店の外にノボリを出したまま帰ったこと。
「超」大型の台風がやってくると言われていたのに、3本ものノボリを出して帰った店長。

生まれてはじめてバイトをする高校生とかなら、「忘れてしまったんだね」 「そういうことに考えがまだ及ばなかった」と多少は許せるかもしれませんが、店長ですからね・・・。
厳しい言い方になりますが、「バカにもほどがある」と思います。
いろいろやらかされていますが、シンプルに呆れたのはこれが1番です。

と、いろいろとこれまでのことを思い返してみると・・・。
よくこんな人に、「使い終わったらホースを片付けるように!!」なんて言われたもんだなと思います(笑。
まず自分の仕事をしっかりやれよと言いたくなりますわ。

とまぁ、ここまで問題点を挙げてきましたが、基本イヤな人ではないのです。
真面目に出勤して、厨房での作業は全て正確にやっているそうです。
たまに料理の作る順番など、状況判断を間違うことはあるみたいですが・・・。

だからとにかく大きな問題はコミュニケーション能力。
そして店長という仕事には、その部分が非常に大事だから困ったことになっているのです。
誰かの下のついて働くなら問題はそんなになかったし、社員だった時代はそれで何とかなっていたようですが・・・。
店長になり上に立ったことで、問題が次から次へと発生する事態に。
そしてそれを収束出来る手段が、現時点ではほぼ無いという・・・。

店長という立場ゆえ、周りは指導することも出来ず、どんどん職場がおかしくなっても止める術がないという現実。
やはり店長というのは店の責任者なわけですから、会社側がきちんとした人材を置くべきなのだと、つくづく思い知らされました。

にほんブログ村 その他日記ブログへ にほんブログ村 その他日記ブログ 無職日記へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました