社員の車が当て逃げされ 混乱を極めた営業

(*以前の記事を引っ越しました)

今年に入ってからバイト先の人間関係などを知る機会が増えているのですが・・・。
先日のバイト中も仕事終わりに、「え?それはヤバイでしょ」という出来事があったことをパートさんから聞きました。

その事件が起きたのは土曜日。
土日は平日よりも混むことは確定しているので、当然のことながらそれなりの人数のスタッフが配置されています。
しかし、この日はインフルエンザで1人の高校生がダウン。
代わりに入れる人も見つからなかったため、通常よりも1人少ない状態で11時に店の営業がスタートしたそうです。

が、その30分後。
店の近くに住むご近所さんが店にやってきて、こう知らせてくれたそうです。
「従業員の○○さん(以下クルマ君)の車が当て逃げされたよ!」と。
急いでクルマ君が確認のため車を見ると、完全にベッコリと凹んでいる状態。
そしてその当てた車はすでに逃げていたようです。

この状況。
「自分だったら・・・」と考えると、かなりテンパることは間違いありません。
予測不可能の不意打ちですし。
実際クルマ君も相当テンパっていたそうです。
で、そんな中で何とか警察に連絡したりしていたそうなんですが・・・。
そんなこととは無関係に店は通常通り営業中。
そしていつもより混む土曜日+これからがお昼のピークタイム。
これらのことを踏まえると、各所に必要な連絡をしたら次にクルマが取るべき行動は、とりあえず店に戻って仕事をすることだと自分は思うのですが・・・
なぜかクルマ君は、そのぶつけられた車の中に座って警察が来るのを待ち続けていたんだそうで。
パートさん曰く、「いきなりのことでパニックになっていたかもしれないけど・・・」と前置きしつつ、「でも警察のパトカーが来たら店の中からでも一発で分かるんだから仕事するべき!」と思いながら作業していたとのこと。
が、そんな状況でも店長は一向にクルマ君にそういう指示を出さなかったとのこと。
この日はすでに1人足りない状況なのに・・・。
通常5人で店を回すはずが、この時点でおばさま、高校生、店長という3人体制。
5人でも忙しいのにそこから2人欠けて、店の中は地獄だったそうです。

そして更に驚いたのはこの後。
なんとクルマ君、警察が来た後に事故の処理などをするため、そのまま3人を残して退勤したとのこと。
1日の中でもっともピークを迎えるお昼に、社員がパートとバイトを残して上がってしまうって・・・。
そしてそれを許可した店長に、パートのおばさまは唖然としたそうです。

あ、誤解ないように言っておきますが、クルマ君もテンパっていたことは充分に理解出来ますし、また事故関係の処理のため、早く上がる必要があったことは重々承知しています。
店長も突然のことで前例のなかったでしょうから、パッと判断を下すのは難しかったのかもしれません。
でも、仮にそうだったにしても、社員であれば取るべき行動は一つだと思うのです。
それは「社長や奥様とか上の人間に相談して、代わりの人間を手配すること」。
そして代わりの人間が来てから退勤。
これなら店にもお客様にも極力迷惑がかかるのを防げます。
というか、普段から働いていてお昼の大変さはクルマ君も分かりきっているはず。
それゆえ、こういう行動をとられたことにパートのおばさまはお怒りでしたし、自分もまったく同感でした。

けっきょく、この日。
最終的にはクルマ君が抜けた後に代わりの社員が13時ごろに来たとのこと。
それによりお客様に迷惑をかけながらも何とかなったそうですが・・・。
ただ、被害にあったパートのおばさまは、「この会社の体制に激しく疑問をもった」とのこと。
それというのもこの騒動があった後、この問題点を社長や店長がクルマ君にきちんと指導しなかったそうで・・・・・・。
これを聞いてパートのおばさまたちは、「今後はお互いに休みでも緊急のときは連絡取り合おう」と固く結束していました。
「もう頼れるのは自分たちだけ」だと(笑。
そして自分は、店長や社員と同じ時間帯に働くことの厳しさを実感。
こういうときにこんな判断を下すなら、もう何かあったときに苦しむことは間違いないですから。
俺もいざというときは落ち着いて判断しなければと思った次第です。

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