部下に仕事を教えない店長を見て クソ社長から受けたパワハラを思い出した

(*以前の記事を引っ越しました)

店長と部下の社員であるクルマ君が不仲であることをパートのおばさまたちから聞かされたことを前回記事にしましたが・・・。
このとき、パートのEさんがこんなことを言っていました。
店長がクルマ君に仕事を教えない、クルマ君の後に入ってきた後輩に先に仕事を教えていたことなどについて、
「これって充分パワハラになるよね・・・」
と。
これを聞いた瞬間、自分の頭には電流のようなものが走り、前職でクソ社長からやられた嫌がらせを思い出し・・・Eさんの意見に賛同しました。
「確かにそうですね」と。

前職でのことです。
クソ社長のそのときのご機嫌により、年に数回のペースで干される時期がありました。
「干す」というのは仕事を教えない。やらせない・任せないといったもの。
そんなときによくやられた嫌がらせは、「どんなときでも指示を出してこないこと」でした。
どういうことかというと、例えば自分が他の同僚(社員)と一緒にいる場にクソ社長がやってきた場合、必ず自分ではなくもう一人の社員に「○○やって」 「あれやっておけ」と指示を出すのです。

で、ここでポイントなのは、それらの仕事が「誰でも出来る」ことであること。
これが専門的な知識を要す仕事や作業であり、その人間に任せるということであれば俺も何とも思わなかったのでしょうが・・・干されているときは徹底的に俺を無視して他の社員にのみ指示を出してくるのです。
そしてクソ社長は、自ら伝えればいいようなことも必ず他の部下を通して伝えてきて・・・。
朝に面と向かって俺と会っていて一言いえばいいのに、それを言わない。
そして後で他の同僚に伝えさせるという・・・・・・。
このころはこういうことをされる度、本当に憂鬱でした。
特にこのクソ社長の場合は機嫌次第ということもあってか、こちらからすればあまりに理不尽でしかないから。

そしてあるときはこんなこともされました。
ある日、通販業務でちょっとやっかいなお客様の対応をすることになった自分。
これは偶然のことで、社長がコントロール出来るようなことではありませんでした。

なので後でトラブルが発生することも充分に予想出来たので、いつも以上に慎重に荷造りや他のパートさんなどにも商品に漏れがないかチェックしてもらったりしました。
注文書などにも後で何かあった場合に困らないように、しっかりと「パートさんと2重にチェックしましたよ」的なメモ書きを残しました。
基本は一人で荷造り、梱包をするので超厳重なチェックをしたという意味合いになります。

そして後日。
予想どおりそのお客様からクレームが。
クレーム内容は、「商品が入っていなかった」というもの。
でも、そういうことも想定した上で自分は荷造りなどをしていたので、このときは「絶対にこっちにミスはない」という自信がありました。
そのため、そのクレームが来ても動揺することはなかったのですが・・・。
このとき、その荷造りの詳細についても、決して自ら俺に確認してこず他の社員越しに話を聞いてくるクソ社長。
トラブルが発生しており事の詳細を確認したければ、俺に直接聞くのがもっとも手っ取り早いのに。
他の社員に「kanimisoから話を聞いてこい」と指示を出し、又聞きであれやこれを確認するなんてことをする。
このときは、本当に心の底から悲しくなったことを覚えています。
「なんであの人はこういうことすんのかな」と。

で、この件に関しては、更に悲しいことがありました。
それはクソ社長が相手のいいなりになって、そのまま「入っていなかった」と言われた商品を再び送ったのです。
ちなみにその送った商品は1~2個ではなく、2種類の商品(うすいテーピングテープ)を各10個ずつ。
お客様が「入っていなかった」と言う以上、それを信じるのは会社としては正しいことなのかもしれません。
しかし・・・いくら自分がおっちょこちょいでも、それだけの数の商品を入れ忘れるのはまずあり得ないし、更にこのお客様は以前からこの「商品が入っていなかった」クレームを言ってくる要注意人物でした。
こういうことを実際にやってくる人間というのは極まれなので、繰り返すと本人が思っている以上にすぐに嘘がバレるようになっています)
自分が注文を担当した時点で3回目でそのことを覚えていたので、しっかりと対策をしたわけですが・・・。
そんな想いはクソ社長には一切関係なかったようです。
このことが分かったとき、クソ社長からより一層心が離れていくことになりました。
「俺が会社のことを思ってやっても、何一つ関係ねえんだな」と。

と、前職でそんな経験がある自分。
そのため上の人間から、仕事を教えない・やらせない・任せないをやられた場合、その部下がどういう心境になるのはよく分かります。
どうなるのかというと・・・もうとことんやる気を失い、クサります。
だって結局どんだけ頑張っても評価されることはないわけですから。
こうなれば部下からしたら頑張る理由なんてありません。
「後はそっちで勝手にやって」となります。

とはいえ、自分も当時、「干されているにしろ、お客様に迷惑をかけることだけはしないようにしよう」と心がけてはいました。
でも、クソ社長からこういう仕打ちを受け続けていくと、日々の中で心の大半を占めていったのは「ま、アイツがなにしようが関係ねえや」という気持ちでした。
だって会社のTOPである社長自ら、故意に嫌がらせをしているような状態ですからね。
だから社長が「何かイベントをするぞ」と他の部下に呼びかけていても、自分は一切気にすることなく完全無視。
で、そうしたところでクソ社長も何も言ってきませんから・・・。

退職が決まった後なんかは、よりこの傾向が強まりました。
常にクソ社長に対しては、「はいはい、ご自由にどうぞw自分には関係ないですから」なんて思いながら、社長とは関わらず日々の雑務をこなしていました。
会社としては何とも情けない非生産的な状況。
でも繰り返しますが、この状況にしたのは他でもない社長です。
だからある日は仕事が残っていようが気にせず帰ったりもしました。
「後は社長さんが頑張ってくれるんでしょw」と。
実際そうしても、俺を普段から干しているためクソ社長は何も言ってきませんでした。
ここらへんのプライドだけは一応あったようです(笑。

と、長々と語ってしまいましたが・・・。
つまり、仕事を教えないというのも、やはりパワハラのようなものなんですね。
増してクルマ君の後輩に先に仕事を教えるなんてことは、もう完全にアウト。
だからクルマ君が現在すっかりクサッて仕事にやる気を出さないのも、自分には納得です。
これは誰だってそうなるのではないのでしょうか。

正直なところ、店長がどういう意図でクルマ君に仕事を教えないのかは分かりません。
店長には店長の何かしらの言い分があると思うし、クソ社長ほど性根は腐っているように感じたことはありません。
でも・・・、やはり仕事を教えないということは罪です。
部下もいつまで立っても成長しないから、会社にとっても大きな損失ですし。
ということで、上に立つ人間であれば、好き嫌いを別にして「仕事」として割り切って仕事を教えていくことが本当に大切だと思います。
プライベートなら好きな人間とだけ付き合うのも構いませんが・・・。
仕事で人を干すなんてことは、相手にとっても会社にとって大きな損失になるだけ。
店長もこのことに気付いてくれればいいのですが・・・。
現状を見る限りでは、なかなか前途は厳しそうです。

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