“寝過ごしたら10万円”というプレッシャー

(*以前の記事を引っ越しました)

1か月ほど前のこと。
バイト中、アネさんに会うと開口一番
「この前の木曜日、この店『臨時休業』になっていたけど、なんかあったの!?」
と聞かれました。
その日、バイトが休みだった自分には初耳。
「へ?ちょっと何のことだか分かりませんが・・・」
と返すと、そのとき近くにいたパートのおばさまの1人がその臨時休業のことを知っていました。
話を聞くとその日、朝一で来る人間が来なかったようで・・・・・・。
原因は社長のちょっとした連絡ミスのようなものだったそうです。

基本、自分の働いている勤務時間帯が、毎日一番早い出勤になります。
夜に店を閉めて誰もいなくなった数時間後、自分が鍵を開けて作業を開始。
で、それから数時間後にパートのおばさまたちが出勤。
そしてそこから30分後くらいに社員たちが出勤。
この流れの場合、パートのおばさまたちや社員が来ない場合は、他の人間が気づいて電話をすることも可能です。
しかし、自分の時間帯の場合それは無理。
寝過ごしたりしたら、そのまま時間だけが過ぎていくことになります。

まぁこの点についてはいつも1人での作業中、薄々考えていたことではありました。
「これ、もしも俺が寝過ごしたり、バックレたりしたらどうしようもないよな」と。
ただ、こうも考えていました。
「社長もそれなりの年数店を経営しているのだから、こういうときの対策はとっているよね」
例えば、「何時までに店のカギが開けられなかったら、セコムから社長に電話がいくようになっている」など。
そういう何らかの保険が掛けられていると思っていたのですが・・・。
予想に反して、残念ながらそういう保険は打たれていなかったようです。
「担当者が寝過ごしたら終わり」というシンプルな設定でした。
ある意味、「うちで働いている人間で寝過ごす人間なんていない」と社長は信用してくれているのかもしれません(笑。

と、そんなことがあったわけですが・・・・・・。
アネさんやパートのおばさまにこれまでの数年間の話を聞くと、こういうことは一度もなかったとのこと。
そしてアネさんが、
「要は今までこういうことが起きなかったのは、朝働いている人たちが真面目だったからだね~」
なんてことを言うと、パートのおばさまも深く頷いて・・・。
これを聞いた自分は
「保険をかけてなくても、5~6年くらいはトラブルなしでもやれるもんなんだ」
と知りました。
人任せでも何とかなるというか。
でも、これも社長の人柄があってのことなのかもしれません。
素直に信用してくれているから、こちらも寝過ごしたりして迷惑をかけないように頑張れるような気がします。

あと、もう一つ気づいたことは、寝過ごしたらとんでもない損害額が発生するということでした。
これまで幾度か売り上げの話を聞いたことがありますが、平日でもおそらく10万円以上の売り上げがあるこの店。
自分がもし勝手に休んでしまったら、その売り上げがゼロになり、そしてパートやバイト、社員たちの働く時間も奪ってしまいます。
特に問題なのはパートのおばさま方
毎月計算して必要な分を働いているようですので・・・それをこちらのミスでダメにしてしまったら非常にやっかいなことになりそうな予感。
まぁ、一回だけ程度なら必死に謝れば許してもらえるかもしれませんが、それは何とも避けたいところ。
とりあえず社長はこんなことがあっても、その後特に対策は取っていないようなので、今後はますます油断せず、きちっと働いていこうと思います。

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