「やはり信頼などなかった・・・」と知った日

前回のつづきです。

社員のうっかりミスにより、社員Aとの軋轢が発生した11月の3連休中。
ただ、このとき。
冷静に考えたことにより自分の中だけで解決出来たことだったので、大きなトラブルにはならず、気持ちも一新して仕事に取り組もうと思っていました。

しかし、11月の3連休最後の日。
いつものように出勤すると、前日の時点では「ある」と予想していたサブの作業がありませんでした。
これはその食材を社員たちが冷蔵庫に用意していた場合、俺の時間帯で作業するというもの。
無い場合は「必要ない」と社員が判断したということになるので、その日はサブの作業がありません。
だから俺はそれに従い、この後通常通りに作業を進めていきました。

そして一通りの作業が終わったころ。
ある食材の数がだいぶ少ないことが判明しました。
それはサブの作業によって作られるもの。
だから、「やっぱきょうはサブは作業をやるべきだったと思うけど・・・」と思いましたが、準備の仕方を知らない俺ではどうしようもありません。
とりあえず当日の営業をするには大丈夫そうだったこともあり、後は引き継ぎ時、社員Aに口で伝えることにしました(笑。
「○○が残りわずかです」
と。

で、定時間際の引き継ぎ時。
社員Aが来たのでこのことを伝えました。
すると社員Aは「まじか・・・」と神妙な表情に。
(前日、サブの作業の準備をしなかったのは別な社員だった模様)
そして3分ほど経ったとき、俺にこう言ってきました。
「今からサブの作業をやります、最初の準備だけやってもらっていいですか?」と。
このとき、もう残り時間は8分ほど。
準備に取りかかると定時を超えることは確定していたので、一応確認を取りました。
『残業になりますけどいいですか?」
社員Aは「はい」と言ったので、俺はサブの作業の準備を開始。
ただこのときは緊急事態ということもあり、いつもの手順を省いた突貫工事モード。
パパパッと準備し、とりあえずセットし終えたのですが・・・。

このサブの作業。
複雑ではないものの、いくつか重要なポイントがあります。
例えば完全に沸き立った状態で火加減を変えるとか。
しかしこの日はいつもと勝手が違う突貫工事モードのため、その時間が予測出来ません。
またそういう細かいことを伝えるのも、なかなか厄介。
その上、社員たちはいつもどおりに色んな仕込み作業をしています。
だから俺は、「火加減の変更までやって、後は○○分炊くだけとなったら帰ろう」と考えました。
実はこのとき、「最初のセットが終わった時点で引き継ぐべきか」と相当迷ったのですが・・・。
通常の状況とは異なる今。
俺がやれることはやっておこうと思い、その時間まで別な食材の仕込みをやることにしました。

するとですねぇ・・・。
その作業をやりかけたとき、社員Aからこんな話が。
「それ、ストック有りますけど、今やる必要あります?」
これを聞いたとき、俺は一瞬「?」となったのですが、少し考えて、
「いや、あのキリの良いところまでサブの作業をやろうと思って・・・」
と返すと・・・。
社員Aがキレた口調でこう言ってきました。
「いや、あの言ってくれれば全部引き継ぎますから(怒)、指示していって下さい」

ま、これは社員Aの言い分も正しいと言えば正しいです。
俺も迷いましたし。
ただ、この日はイレギュラーな状況なわけです。
だから俺としては気を使って残ることを選んだわけですが・・・。
まぁ案の定、それが裏目だったようですわ(笑。
忙しい祝日に余計な仕事を抱え込んだこともあり、社員Aもイラだっていたのでしょう。

で、このとき。
それに伴い、俺が普段サービス残業でやっている作業にも「いや、そんなにやる必要ないんじゃないですか」的な注意をされました。
勝手に残業はしていないので会社には迷惑をかけていません。
だから怒られる意味がまったく分からないのですが・・・。
そもそもその作業は、以前社員たちがやっていたこと。
それを社員Aから「時間があったらやってください」になり・・・俺は激務の社員たちのことを考え、ある時期から自分の作業が遅れることになっても、何とか片付けるようにしていました。
それだけに、こういう注意をされるのは本当に心外でしかありませんでした。

しかもこの日。
社員たちのミスにより、俺は残業せざるを得なくなっているわけです。
それで残っている俺に対してキレ気味に注意してくるって・・・人としてあり得ない気が。
普通なら、
「あ、kanimisoさん、もう大丈夫なんで」
でよくないですか?
この後は呆然とした状態で急いで仕事を上がり、帰り道も放心状態。
いつもなら連勤も終わった後なので、「おいしいものでも食べて帰るか」とワクワクするのに・・・。
家について風呂に入った後、あまりのショックにメシも酒も飲まず2時間ぐらい寝込んでしまいました。
こんなのは久々でしたね。

で、まぁ・・・。
この後色々考えましたが、けっきょく社員Aは俺がやっていたことに対し、感謝も何もしていなかったということがハッキリしました。
俺としては以前ブログに書いたように、一応「同じ職場の仲間」として少しでも協力していくつもりでやってましたが、それはまったく伝わっていなかったようです。
前にも言いましたが、社員Aに対してそういう考え方をする俺が大馬鹿野郎でした(笑。
分かり合えない人とは、いつまでも分かり合えないものだとよく分かりました。

というわけで、今後は一切協力しないことにしました。
自分の仕事のみをやって、とにかく定時退社を目指す。
再び社員Aの圧が増してこようと、全て無視します。
やったところで一切感謝されないのですから。

また今回の一件で「仕事を辞めたいゲージ」が7割に達しました。
この一件があった直後は、マジですぐにでも退職しようと思いました。
でもまぁ、バイトゆえ辞めようと思えばいつでも辞められます。
あと、仕事の内容は俺に合っていて、かなり好きなので・・・。
それと深刻な人手不足で、後釜も今のところはいません。
そういうことを考えて何とか7割まで戻しましたが、次同じようなことがあれば、おそらく辞めるでしょう。
部下に感謝しない人間の下で働くことに、俺はやりがいを感じないから。

元店長の下で3年働いていたときには仕事を辞めたいゲージは常にゼロ。
言い争ったこともありましたが、根っこの部分でお互いの信頼関係はありました。
それは電話でしたが、退職の挨拶をしてくれた事からあきらか。
しかし、社員Aの場合は・・・
俺は少しでも歩み寄ろうとしましたが、社員Aにその気はないため、けっきょく信頼関係はゼロどころかマイナス状態。
それゆえ、店のTOPになってからはわずか3ヶ月で仕事辞めたいゲージが7割(笑。
で、先ほど、これまで書いてきた一連の社員A絡みの記事を見ると、こうなることを予言していたような節がありました。
残念ですがもう終わりは近いかもしれません。
まぁ俺でも働ける場所はあると思うので、そうなったら次の職場を探します。

と・・・まぁ長々と書きましたが、次回はこの事が有った次の出勤日に感じたことを。
それで今回の件はラストです。

次回につづく

にほんブログ村 その他日記ブログへ にほんブログ村 その他日記ブログ 無職日記へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました