隣りの芝生は青い その理由に気づく

たまに読んでいる「発言小町」
去年、読んでいたら心に刺さった言葉があります。
それは

「隣の芝生が青いのは 誰かが手入れをしているから」

「隣りの芝生は青い」というのは、“なんでも他人のものはよく見える”ということで、有名なことわざだと思います。
これは正にその通りで、俺も若いころは己と友人の立場の違いを考えては葛藤したり嫉妬したりしていました。
自分が職を失ってズタボロになっている中で、友人たちは実績を積み昇進している。
それと比べて俺は・・・と。

とはいえ、近年はそういう感情も薄れてきました。
もう色んな意味で諦めも入ってきたから(笑。
だからこういう部分における嫉妬のようなものはなく、ありのままで受け入れているのですが、それが“何か?”と言われればハッキリ言葉に出来るようなものでした。
何となくボンヤリした感情といいますか。

しかし昨年。
「隣の芝生が青いのは 誰かが手入れをしているから」という言葉を読んだ瞬間、そのことについての答えが分かったのです。
他人からうらやましがられるような立場や環境に見えても、影ではそれを維持するために努力をし続けている。
何もせず庭がキレイなままなのではなく、“手入れしているからその状態が保たれている”のと一緒なんだと、今さらながら分かったのです。
だから「あいつばっかり」とか妬むのは、お門違いってやつなんですね。

世の中においてよくあると思われる「隣の芝生は青い」的な状況。
でも、仕事にしたって子育てにしたって、実際にやってみないと分からない苦労が山のようにあるわけです。
傍から見たら楽に幸せを手に入れているように見えても、それを維持するために日々努力していることを知れば、そうった妬みの気持ちも消えるものだと思います。

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