愚者は他人のアドバイスを受け入れないから最悪の事態を招く

「操船の経験浅かった」船長、無線アンテナ修理促しても聞き入れず…元社員が証言

日を重ねるごとにブラック会社の内情がどんどん暴かれていってますね。
運行会社社長は海のことを知らない素人、無線が壊れたまま放置。
ベテランを大量解雇し、その代わりにアルバイトを雇って人件費を抑えようとしていたなんて話を聞くと、
徹底的に金のことしか頭になかったのでしょうね。

特に「無線アンテナの修理を促しても聞き入れられなかった」という知床遊覧船関係者の証言を聞くと、俺も似たような経験があるだけに、そのときに味わった空しさのようなものを思い出します。
正しい報告をしているのにスルーされるっていうのは、本当に空しいのですよ。
で、後でそれが原因でトラブルが発生して、「あのときだから言ったじゃないですか!」とか言ってもすっとぼけますからね。
「そんなこと言われたかな」と(苦笑。

追記 無線アンテナの故障ですが、知床遊覧船関係者は社長ではなく船長に報告がしたようです。
ただ、冬の間に壊れたのをこの時期まで社長が知らなかったというのも考えづらいので、記事はこのままにさせていただきます)

というか、無線も絶対に必要だから設置されていたわけじゃないですか。
素人の俺でも分かりますよ。
なのにそれを直さないって言うのは・・・。
自分の私生活で使うものが壊れても直さないのは自由ですが、命に関わる商売でそれをやってしまったのは致命的。

そもそも社長自身が海のことが分からないなら、それこそ絶対にベテランは残しておかなきゃいけません。
だって昔から「板子一枚下は地獄」と言われているじゃないですか。

経験豊富なベテランであっても気を抜いたら命を落としかねない世界です。
それなのに・・・。
経験豊富なベテラン社員たちを切り、最低限必要な設備の修理もしない。
これじゃ、人を殺すためにやっていたようなもんですよ。

雲隠れしていた社長ですが、いまから3時間後に会見をするようです。
数々のとんでもない事実が暴露されている中で、どんな説明をするのでしょうかね。
まぁ、船長に全てをなすりつけて逃げるぐらいしか出来ないと思いますが。

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