チラシを作って婚活する根性は凄いと思った

数ヶ月前に見たナイトスクープで、かなりの衝撃を受けたものがありました。
それは「チラシを配って婚活する男」というもの。

なんでもある日、依頼者(既婚女性)の家にそのチラシが入っていたそうなんですね。
で、見てみると、顔写真やらプロフィールが書かれており・・・。

その男性のスペックは、34歳で中華料理屋を営んでおり、年収500万ほど(うろ覚え)。
そして持ち家があるとのこと。
これを知ったとき、俺のような人間とは比べものにならないほどの優良物件だと思いました。
手に職があり家もある。
余裕で結婚できそうだなと。

しかし数分後。
少し冷静に考えてみると・・・正直今のご時世にチラシを配って婚活している時点でおかしいと気づきました。
だってその家に結婚適齢期の女性がいるなんて、外からじゃまったく分からないじゃないですか。
チラシには「ご家族や知り合いに独身女性がいたら、このチラシを渡して下さい」とか書かれていたようですが、まぁ確率を考えると絶望的に部が悪いと言えます。
というか、マッチングアプリ全盛とも言える時代に自分でチラシを作って配るって・・・。
圧倒的な非効率。
そんな感じで、かなりズレている人なのですよね。

で、この人の面白いところは、自宅から車で20分ほど走った距離の地域でチラシを配っていたとのこと。
なんでも「家の近所じゃ恥ずかしい」んだそうで。
こういう感覚は持ち合わせているのが、これまた・・・。
それと、チラシを擦った枚数はなんと3,000枚(笑。
いやいや、そこにお金を使うなら、それこそマッチングアプリに使えよと。

というわけで、これらのことに気づくと「相当きびしい」と思ったのですよ。
一般の人とは感覚が違いすぎて「これは並じゃねえぞ」と。
んで、探偵と依頼者が会いにいったら、「良い人なんだけど独特のクセ」がある人だったんですね。
まぁ典型的なオタク。
おそらく、今まで女性と付き合った経験もないのだろうと思いました。

と、そんなわけで中々の人物だったのですが・・・。
俺は見ていて感動も覚えたのですよ。
「そこまでして結婚しようとしている情熱は素晴らしい」と。
いやね、やり方は間違っているんですよ。
ただ、自分なりに考えて恥をかくことも恐れず、結婚しようとするその姿勢。
とっくの昔に結婚というものを諦めた俺からすると、本当に立派だなと感じました。

で、この回では結局、結婚相手が見つかることもなく終わってしまいました。
でも、世の中は広いので、こういう人にも合う女性はいるんじゃないかと。

手に職もあり家もある。
年齢も34歳とまだまだ若い。
だから今後、この男性に素敵な出会いがあり、結婚が出来るといいなと思いました。
もしその時はネットとかで公表してほしいです。
きっと同じような独身者の希望になると思いますから。

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