水害に強い土地を選んで住むしかないように思えてきた

この夏の暑さが厳しいので、ここ数日、雨が降っていたりすると「気温が下がって楽だな~」なんてことを思っていたのですが・・・。
きのうから山形や新潟で降っているような量の雨は本当に勘弁していただきたいもので。

「こんなことになっているなんて」東北・北陸大雨、被害ぼうぜん

一連のニュースを見ていると、「1ヶ月に降る雨の量が1日で降った」とか聞くのですが、すごいのになると「観測史上第1位×2倍」とのこと。
ザッとイメージすると、2ヶ月分の雨が1日で降ったようなものなのかなぁと。
台風も恐ろしいですが、今は線上降水帯もとんでもなく恐ろしく感じます。

で、ここ2~3年、こういうの記録が年々更新されているじゃないですか。
これだけの水害になっているのを見ると、もう治水対策うんぬんで防げる代物じゃないような気がします。
するにしても莫大なお金が必要になるわけで。

むろん、水害対策は必要ではあると思うのですが、今回のようなレベルの雨、もしくはそれ以上の雨が突発的に降ることを考えると、やはりそもそもの地形を重視する以外の道はないという思いが強くなってきました。

いや、実際にやるとなれば簡単なことではないのは承知しています。
金額的な問題はもちろん、家族のこととかもありますし。
でも、今回の水害で2度目の被災をしている方々をみると、もう住む場所を変えるしかないんじゃ無いかと思いました。
水害のダメージってとんでもないですからね。
床下浸水でも修繕費用は数十万~100万円コース過去に我が家もある理由で床下浸水したことがあります)。
床上で1階部分が丸々浸水したとなれば、1,600万円もかかるという話を以前聞きました。
なので、被災した方のインタビューで、「さすがに心が折れた」や「家は諦めた」とか言っている人の気持ちはよく分かります。
この金額になると、仮に20代ぐらいでも心折れますよね。
さすがにローンの他に予想外のアクシデントでこれだけの金額がかかるとなると・・・。

というわけで、ここへきて家を持つというのも、けっこうなリスクなんだと改めて考えさせられました。
今の時代は買う前にハザードマップなどを確認して買う方も多いと思いますが、ここまで昔のデータが参考にならないほどの気象状況になっていると、もうそれすらも当てにならない気と思うのです。
宮城県内で「この100年 水害がない町」とかでも、数年前におもいっきり堤防が決壊してとんでもないことになっていましたしね。

だからこれからは賃貸を選ぶ人も増えるではないでしょうか。
最悪、なにかあっても引っ越せば済みますからね。
引っ越しにかかる費用はそれなりにかかるとしても、家の修繕費用などに比べれば微々たるもの。
まぁ俺なんかはその賃貸という選ぶ選択肢もない人間なのですが・・・(苦笑。

自然の前に人は無力。
今回の水害を見て、自然には逆らわずに逃げることが最善なのだと考えさせられました。

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