友人と疎遠になることを悲しむ必要はない

きょうは山本さほさんのマンガから。
まずは後編まで読んでいただければ。

似たような経験がある俺としては、もの凄く分かりますね。
そうなってしまう理由も分かるだけに。

これ、まぁ理由はシンプルなんですよ。
社会人になったら所得格差が出るっていう話で。

学生時代ならバイトだから、若干の時給の差はあれど、だいたい同じようなもんじゃないですか。
しかしこれが社会人になるとですねぇ…。
立派な会社に勤めているような人間と、バイトでフラフラしていたような俺のような人間とでは、収入に圧倒的な差が出てきます。
バイトしている側はダブルワークしてもまったく追いつけないほどの差が。
こうなってくると、意識も違ってくるから話も噛み合わなくなって当然なんですよね。

それと、やはりの周りにいる人間にもだいぶ影響されていくのだと思います。
普段から上流階級のような方々と接していると、そういう風に染まってしまうのでしょうね。
例を挙げると、俺なら歩いて行こうと思う距離でも、友人は「おいおい、タクシーで行こうぜ」みたいな。

で、結局のところ、こればかりは仕方のないことなんですよ。
時の流れと共に人は変わっていくもので、噛み合わなくなったらそれまでだと思います。
せっかく時間を割いて会っても楽しくないんじゃ意味がないですし。

もちろん、学生時代の友人とかだと楽しかった思い出もいっぱいありますから、疎遠になるのは寂しいもの。
だからけっこう葛藤するのですよね。
申し訳なさというか、「自分の方が悪いのか?」とか。
でも違うんですよ。
前にも言いましたが、こういう状態になったら
「それは、互いの役割が終わった、ということ」
なんです。
そういうことなんだと思います。

と、そんなわけで、このマンガを読んで疎遠になった友人のことを思い出しました。
まぁ、無理に精神を削って付き合いを続けるよりも、お互いにそれぞれの場所で生きていく方が幸せだと思う次第です。

にほんブログ村 その他日記ブログへ にほんブログ村 その他日記ブログ 無職日記へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました