自分には簡単だとしても・・・

以前書いた「気になるブログ」。
その後はカテゴリーを移動して、俺も目にすることはほとんどなくなったのですが…。

そのブログの方。
前に「店で買い物をするのが怖い」みたいなことを書かれていたのですよ。
例えば電気店とかで一連の手続きをすることが怖い、そのため大学生時代は友人などに買い物を代わりにやってもらっていたと。

これを読んだとき、正直俺は「なに言ってんだ」と思ってしまいました。
「そんなことやっていたら成長しないじゃん」
と。
あと、
「何も店員さんが嫌がらせとかしてくるわけじゃないんだから、普通に買えるだろ」
とか。
まぁ苦手なことでもそういうことはやっていかないと、改善していかないと思っていたのですが…。

この後。
ふと思ったのですよ。
「いや、こういう恐怖を感じる人がいても、それはおかしなことじゃないんじゃないか」
と。
どういうことかと言いますと、例えば俺は車の運転が出来ますが、どんな道路でも走れるわけではありません。
初めて通る道とかなら、かなりのプレッシャーを感じます。

と、そんな俺でもどうにかなっていたのは、秋田県の田舎の交通量の少ない道路で経験を積めたこと、それとカーナビがあったことが大きかったです。
仮に道を間違えても後で修正がきくから、ビビりの俺にしてはわりとチャレンジしまくっていました。
カーナビがなかったら、こんなに走ることはなく、今ごろペーパードライバーだったかもしれません。

しかし、そんな俺でも未だに仙台の街中なんかは車で走りません。
交通量が多すぎて怖くて。
だから街中に行く時は地下鉄とかバス。
車はあるからその気になればいつでも行けるのですが、怖すぎてそれが出来ません。
パニックになったら多くの人に迷惑をかけるのは間違いありませんし。

と、そんなことに気づくと、恐怖っていうのは人それぞれなんだと。
免許取り立てたてで平然と街中を走れる人もいます。
でも俺のような人間は10年以上運転していても、それが恐怖により出来ないわけです。
出来る人からすれば「情けない、何がそんなに怖いんだ」と思うのでしょうが、怖いものは怖いのだから仕方ありません。

というわけで、自分がそれを問題なくこなせるからといって、「お前も出来るだろ」とかはダメなんだなぁと。
そりゃ何事も経験を積んで改善出来れば一番いいのでしょうが…。
無理をしてやらかしたりしたら、心の傷が深くなるのが怖いところで。
まぁ自分で出来ることと出来ないことを区別して、後は折り合いをつけてやっていくしかないのでしょうね。

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