立て看板出し忘れで思い出す恐怖

先週の土曜日、動物系カフェに行ったときのこと。

13時15分ごろに店に着いたのですが、駐車場に車は1台も無し。
土日はけっこう賑わっていることが多いので、すぐに「これは臨休か」と思って入り口に向かってみると、
ドアの内側に「closed」表示の立て看板が。

「あ、やっぱり今日はやってないんだ・・・」思って帰ろうとしたものの、建物の奥にあるカフェの入り口を見てみると明かりがついていました。
そして動物たちの気配もあります。
この瞬間、「あ、これはひょっとして・・・」と建物の入り口を押してみると、カギがかかっておらずそのまま開きました。
そして店内の様子を伺っていると、中から店員さんが。
「きょうやっていますか?」と聞くと「はい、やっています」とのこと。
ということで「立て看板の出し忘れ」ということが発覚。
すぐに店員さんに伝えて立て看板を出してもらったのですが・・・きょうは俺が一番目の客だったようで(汗。
まぁおそらくお客さんが来ても帰ったんでしょうね。
closedと表示されていたわけですから。

で、実はカフェでこの出来事に遭遇するのは3回目。
それぞれ違う店員さんということもあり、「ついつい忘れてしまうものなのかなぁ」と思うと共に、俺が昔味わった恐怖体験が蘇ってきました。

今から25年ぐらい前にバイトしていたコンビニでのこと。
17時からの夕勤に入りもう一人のバイトと働いていたのですが、働き出して1時間30分ほど経ってから、
「きょうは何だか暇だなぁ」と感じました。
いつもより明らかにお客さんが少ないのです。
が、暇な分にはラッキー(笑。
気にせずにそのまま働いていると、会社の2階にいたオーナーがすごい形相でやってきました。
そして開口一番、
「外の大きな看板の電気付いてないぞ!!」
と一喝。
自分たちのミスであることや、このときのオーナーの迫力が凄まじかったため、血の気が引きました。

まぁオーナーからしたら当然のことですよね。
売上げに関わってくるのですから。
で、実際にこの日は暇だったわけです。
店内には電気がついておりいつも通りに営業していましたが、外の看板が消えていると、それを見たお客さんは「あ、きょうはやってないのか」と捉えると知り、すごく勉強になりました。
ちなみにこのときは普段からオーナーから好印象を受けていた+若かったということもあり、厳しく注意されたりはしませんでした。
ただ、「絶対にやってはいけないこと」だと分かったので、さすがにそれ以降はに同じミスはしませんでした。

そしてもう一つ。
それは筐体ゲーム機なども併設している店で働いていたときのこと。
その日は俺が開店準備をして店をオープンさせたのですが・・・。
昼ごろやってきた上司から「入り口のゲーム機の電源が入ってないぞ」との指摘が。
うっかり忘れてしまったようで、すぐに電源を入れました。

で、この後ですよ。
そのゲーム機の業者がメンテナンスのためにやってきたのですが、その際上司に呼び出され、
「謝ってきて」と言われました。
最初は正直「は?」と思ったのですよ。
たった1台のゲーム機の電源を入れ忘れたぐらいでそこまでしなくちゃいけないの?と。

しかしこれもまぁ、それでメシを食っている人からすれば「ふざけんな」って話で。
電源が入っていない状態は絶対に収益がゼロ。
付けていたら数百円入っていたかもしれないことを思うと、やらかしてしまったんだなぁと。
担当者に謝ったら「ああ、大丈夫ですよ」と許してもらえました。

と、同じような出し忘れや付け忘れを自分もやらかしていることもあり、こういうのを見ると客の立場ながら恐怖が蘇ります。
気づいたのが俺だから良かったものの、これが社長とかだったら・・・。

あと、カフェの店員さんたちがこの手のミスを繰り返しているのを見ると、チェックリストみたいなものは必要なのだと感じました。
やはり繰り返しのルーティンワークだと、慣れるにつれて無意識にやるようになるのは避けられないこと。
これからやろうと思っていたときに電話がかかってきたりしたら、そこで忘れちゃうのはありえるので、今後こういうことをする必要がある場合は、面倒くさがらずにチェックリストを作ろうと思います。

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