必要な状況なのに残業を断るって何なの?

こちらのマンガを読んで思い出した記憶。
あとみさんの「きらきらレジ日記」
少しだけ残業(前編)

秋田県に住み働いていた正社員時代、
冷遇されていたことは散々書いていますが(笑、それでも働いている以上はクソ社長に従うしかありません。
日々どんだけ内心ムカついていても、悪態をつくわけにもいかないですし。
給料をもらっている以上は従うべきなので、退職が決定するまでは部下としてそれなりに働いていました。

ある日のこと。
閉店後にある作業を行わなければいけない状況が発生。
でも、これは俺がしなければいけないというものではありません。
「誰かがやらなければいけない」作業なのですが、クソ社長から俺に対してその指示はなし。
その日は閉店後に俺の他にもう一人の同僚がいました。
俺に指示がないということは、その作業を同僚がやることになります。
この部分は問題ありません。

しかし、実はその作業。
一人で作業するにはだいぶ手間のかかる作業。
二人でやった方が圧倒的に楽なのです。
一人なら1時間30分程度かかってしまうけど、二人でやれば楽な上に40分ほどで終わる。
そのことを分かっていた俺は、気乗りはしませんでしたが前もってクソ社長に聞くことにしました。
「あの・・・おれ残らなくて大丈夫ですか?」
と。

するとクソ社長。
こちらを見ることもなく、
「あ、大丈夫だ」
と一言。
こう言われた以上、残業するわけにはいきません。
また俺は部下としての責務は果たしたと思いました。
確認したわけですから。
この後、同僚にも伝えました。
「残業必要かどうか確認したけど、大丈夫とのことなんで帰りますね」
と。
それを聞いた同僚は「え?」と微妙な表情をしていました(笑。

閉店後。
事前に確認したわけですから、タイムカードを押して「お先に失礼します」と挨拶をして更衣室へ。
そして着替えようとすると・・・そこに同僚が走ってやってきました。
で、一言。
「すいません。『残って一緒に作業してもらえ』とのことなんで・・・」
と。
この瞬間、「また始まったよ」と思いました。

というのも、クソ社長が俺に残らなくていいと言ったのは、「気に入らない奴」だからでしかないのです。
ちなみに同僚もクソ社長がそういう人間であることは知っています(笑。
だから同僚にまったく非はありません。
「またkanimisoが嫌がらせされているよ」という認識。

で、この状況。
同僚にはほんとーに申し訳ないですが手伝いたくはありません。
あ、同僚を手伝うのはいいのです。
ただ社長の指示に従うのが最高に面白くありません。
こっちは事前に聞いていますから。
それを一度断られた以上、手伝うっていうのは納得がいかなくて。

それと念のため言っておきますが、この件は「気が変わった」とか「考えてみたら必要だった」とかで後で変わるような類いのものじゃありません。
その作業をやると決まった時点で「二人いた方がいい」とアホでも分かるレベル。
だから余計に腹が立つのですね。
断った理由が「俺が気に入らない」でしかないので。

だからですねぇ・・・。
本当ならクソ社長の下へ行って
「すいません、さっき聞いた後に用事いれちゃったんで」
とか言いたくて仕方ありませんでした。
そしてそのまま帰る。
後はクソ社長が自ら同僚を手伝ってあげなさいよと。

しかし・・・。
悔しいですが、そんなこと出来ませんでした。
俺がもしそんなことをしようもんなら、翌日から嫌がらせが悪化します。
こちらには一切非はないのに!です。

と、そんなことがあり、ムカつきを抑えつつも戻りました。
で、クソ社長と顔を合わせると、
「悪いな、残ってもらって」
と一言謝罪が。
これも普通の相手なら
「いえいえ、大丈夫ッスよ」
と返すのですが・・・。
そうじゃないことは分かっていますから、
「ああ、はい・・・」
と言う感じに。
不穏な空気が流れます。
こんなのも俺が聞いた時点で「頼むわ」と言ってくれれば済んだことなのに。

と、上記のマンガを読んでそんなことを思い出し、怒りを思い出しました。
あのですね、本当に不要ならそれでいいと思うのですよ。
無駄に人を残す必要もないですし。

しかし、誰が考えても「残ったほうがいいだろう」的な状況の場合は残しても問題はないわけです。
だからですねぇ・・・。
俺はマンガの主任さんの「あっ ありがとーっ おねがいっっ」とか即答されているのをみると、羨ましくて仕方ありません。
まともな人ならこういう反応をしてくれるんだなと。
そしてこういう反応をしてくれる人なら、こちらも何かあったとき惜しまずに力を貸したくなりますよね。
そんな人間と真逆の反応をしていたクソ社長。
つくづくまともじゃなかったと実感させられました。

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