自分で選んで切った縁を「復縁したい」というのは許されない

ここ最近。
発言小町にて「疎遠になった友人と復縁したい」とのお悩みを二つ立て続けに見ました。

内容をザックリ言うと、
「お互いの結婚式で友人代表でスピーチをするほどの友人だった
自分が離婚などで辛いときに、友人はハネムーン中だったが1時間以上電話で話を聞いてくれた。
とてもお世話になった。
が、その後に色々思うところがあり、子どもが出来ても出産祝いを贈らなかった。
そしてその後は疎遠になった」
とのこと。

で、それから5年経った今、以前のように親しくしたいというものでした。
相談者は女性で40代らしいのですが、
俺が少し考えて思ったのは
「それは虫が良すぎるだろう」
でした。

というのも、当時は色々と思うことがあった(精神状態が良好ではなかった)にしろ、出産祝いを贈らないという選択をしたのは誰でもない自分自身。
そういうことをするのは、「友人と縁が切れても仕方がない」と覚悟をしてやるべき。
そうなりたくなければ、そこは自分の感情を抑えて今まで通りの付き合いを続ければいいのです。
友達付き合いってそういうもんかと。

むろん、「子どもが出来た」を知らなかったなら話は別です。
しかし、ハッキリと分かっていて自分の意志でそういう選択をしたのであれば、それは疎遠になったとしても文句は言えません。
というか、自分でそういう風な方向に持っていったわけで・・・。
それなのに「復縁したい」というのは、あまりに都合が良すぎると思います。

もちろん人って強くないから、「その時はこれでいい」と思っても後で後悔することがあるとは思います。
俺も今はこういう考えですが、これが10年20年と経ち、歳を重ねてネットでもまったく相手にされないような日々が続けば、疎遠になった友人たちと「以前のように仲良くしたい」とか思うことがあるかもしれません。

ただですね・・・。
やはり自分でそういう選択をしたのなら、どういう理由であれそれは受け入れて生きていかねばならぬのだと思います。
俺のように友人との付き合いで気苦労が多いから離れることを選択したのなら、のちに自分が寂しくなったからといって付き合いを求めるなんて真似はしちゃいけないと思います。
どんなに辛かろうとそれを受け入れていきる。
それがスジってもんじゃないでしょうか。

で、上記の内容で相談した方はかわいそうながらボロクソに言われていました。
「復縁なんてありえない!」と。
ハネムーン中に迷惑をかけたのに、自分が気に入らないことがあったら出産祝いを贈らなかったというのは、やはり身勝手以外のなにものでもないわけで。

というか、一度切れた縁というものは戻りません。
仮に復縁したところで、もう以前のように楽しくはやれないと思います。
こういうケースのように疎遠に至る理由があり、それをやってしまったら最後。
そしてやってしまったそれを受け入れていくしかないのです。

俺もこの先生きていったら、どこかで友人たちのことを思い返し寂しくなるかもしれません。
が、疎遠になる生き方を選んだのは自分。
後は1人のまま野垂れ死んでいこうと思います(笑。

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