どんだけ面倒を見ても・・・

きのう親のことについて書きましたが、これを書きたくなったのはある人のブログを読んで。

これは俺がブログから読み取った想像でしかないのですが・・・。
その方。
親に大学までいかせてもらって、卒業後はちょろっとだけバイトをした模様。
ただ精神的な疾患により働けず社会人経験はなし。
その後は実家からだいぶ離れた土地で一人暮らしをしているようです。
年齢は俺と同年代。
たぶん親に養ってもらっているのだと思います。

で、これに関してはみなさまご存じの通り、俺はそれについてガタガタ言えるような立場ではないのですが・・・。
この方。
この数ヶ月の間、今度はその親に対しての不満を語るようになったのですよ。

以前から父親との関係が良くないことはそれとなく書いていたのですが、今度は
「子どもの頃から私に関心がなかった」
とか言い始めまして・・・。

で、これも実際にはどういうものなのかは分からないので、これについて否定はしません。
ただ、俺からすると、
「大学まで行かせてもらい、トータルで40年以上養ってもらっているのに・・・」
って思ってしまったのですよ。
しかも一人暮らしですよ。
これを実行する財力って相当なものだと思うのですよね。

むろん、金が全てではないです。
「養ってもらったから感謝しろ!」なんてのも浅はかなのかもしれません。
しかし、俺のような稼げない人間からすると、子どもを養って大学に行かせるって相当すごいことだと思っています。
これだけでもかなりの評価されるべき事といいますか。
仮に俺に子どもがいたとしたら、「残念ながら諦めてくれ」か奨学金を利用してもらうしかないかと。

んで、この方はそこから更に養ってもらったわけですよ。
普通なら勘当されても仕方ないのに養い続けた。
これで「子どもの頃から・・」とか過去の恨み節を語っている姿を見ると、俺は
「ここまでやったのに文句を言われるって、親としてはやるせなさすぎる」
と思ってしまうのです。

それとこの方のこの発言を見て思うのは、
「たぶんこういう人はどれだけやってあげても不満を言うのだろうな」
でした。
もし仮に親の協力により就職や結婚が出来たとしても、
「わたしはこういう仕事はしたくなかった」
「別な相手と結婚したかった」
とか。
とにかくずっと求め続ける気がします。
満たされることがないというか。

と、そんなことを考えさせられてしまったのですが、ここで気づきました。
その何か足りないものは、親が埋めるものではなく、けっきょく自分自身で埋めないといけないものなんだと。
例えば自分が誇れるような仕事をするとか。
こればかりは親にやってもらうわけにはいかない部分。
でも、この方や俺はその部分が出来ていないから、こういう人生になってしまっているんだなぁと。

と、そんなわけで、親がどんだけ面倒を見ても不満を言い続ける人はいるということを知りました。
かなりの他責思考で、この後はおそらくエラいことになると思いますが、俺には何も出来ないので唯々見守るだけです。

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