息を吸うようにミスをする男

この記事を書いた時にコメントを頂きました。
「私もメルカリで販売とかするんですが、ヤマト運輸の営業所に持ち込んでます。ご近所には無いですかね」
と。

ヤマトの営業所の存在自体は知っていましたが、俺の頭にあったのは大きい配送センターで、そういうところじゃないと荷物を出せないと思い込んでいました。
だから数キロ圏内にある数件の営業所のことは頭になかったのです。

が、上記のコメントをいただいて調べてみたら、数キロ圏内の営業所も荷物の発送は可能でした。
となればまずは試してみようと思ってヤマトの営業所で荷物を出すことにしました。

当日。
荷物の梱包を終え、ヤマト営業所での荷物の出し方の動画をチェック。
ビビりですから繰り返しチェックしました。
特にスタッフさんとのやりとりの場面を(笑。

車に荷物を積んで出発。
コンビニに行くよりは倍の時間がかかるので、冷静に考えたら「遠い」のですが、まぁ一度はやってみないと分からないもの。
もしこれでコンビニで出すより精神的に楽なら、今後の負担も減りますから。

営業所に到着。
荷物を持ってネコピットなる端末を探すと、複数台のネコピットが。
その数を見て「けっこう持ち込む人が多いんだなぁ」と思いました。
で、そのうちの1台を使って操作を開始。
配送用の2次元コードの読み取りに手間取りましたが、そこをクリアしたら後は印刷するだけ。
そして動画にあったとおり、左側のシール部分を剥がして荷物に貼り付けると。

で、その左側を剥がしてみたのですが・・・。
ペリペリっと剥がした瞬間、あることに気づきます。
それはその剥がした部分の下がシールじゃないのです。
指で軽く触ってみてもカサカサとしています。
「え?貼り付かないじゃん」と思わず固まりました。

「剥がす部分を間違えた?」とも思いましたが、何回も動画を見て確認しています。
さすがにアホの俺でも間違えようがないというか。

んで、そのシール部分を読むと、やはり剥がす部分は間違っていない模様。
となれば、「なんで剥がした部分がシールになっていないのか?」ということなんですが・・・。
ここで気づきました。
どうやら俺、そのシール部分から剥がしたんじゃなくて、シールの上の部分だけきれいにペリペリと剥がしたみたいで・・・。
下の方から剥がしたのですが、2つ目の方をペリペリッと全て剥がしてしまったのです。
この事実に気づき2分ほど固まってしまいました。
「どうしようこれ?」と。

ネコピットが置いてある周辺を見渡してもセロテープなどは無し。
とりあえず1つ目のほうはシール部分から剥がすことが出来て貼り付けることは可能なのですが、2つ目の方はどうにもなりません。
打つ手なしとなり、受付にそのまま出しました。
そして「すいません、2つ目の方を上だけ剥がしてしまったみたいで・・・」と伝えると、スタッフさんがその2つめの1つ目の下にセロテープでペタペタ止めてくれました。
このときは「再発行しなくて済んだ」とホッとしたのですが・・・。
この後にスタッフさんからこんなことを言われました。
「次回以降は印刷した紙をそのまま渡してもらえればこちらで貼りますので」
と。

あ、誤解がないように言っておきますが、イヤミったらしく言われたわけではありません。
普通に説明されただけ。
だからイヤな気分になったとかではないのですが、ショックだったのは前もって公式の動画を見たのにシールを剥がすのを失敗したこと。
事前に見ずに失敗したならまぁ仕方ないような気もするのですが、見てこのザマですからねぇ。
こんな簡単なことすらミスる。
「生きているだけで迷惑をかける人間」ということを否応なく痛感させられました。

それとそのまま渡せばOKだったというのも、地味にショック。
こうなると「余計なことをして手間取らせた」ってだけですから。

と、そんなわけで簡単な事をミスり、1人でプルプル震えながら営業所を後にしました。
ある意味、コンビニでやるより精神的ダメージは大きく、この後数時間は凹み続けました(笑。
なんであんな簡単な事をミスるのか。
というか、むしろ上だけペリペリって剥がすって、どんだけ特殊技能なんだと。
こういう事だけは昔から得意だったりするのですよね。
そして周りから「なんでそんなことになんの!?」と呆れられるという・・・。

と、そんな感じで初めてヤマトの営業所で荷物を出してみました。
己のしょうもないミスにより心に傷を負いましたが、スタッフさんが貼り付けてくれるならコンビニよりは楽です。
また営業所の方が荷物を出すのに気兼ねしなくて済むので、今後も持ち込んでいこうと思います。
営業所の情報を教えてくれた方、ありがとうございました。

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