東日本大震災からきょうで13年。
10年以上経ちこの2~3年は記憶がどんどん風化していくような感じでしたが、今年は元旦に能登半島地震があったことにより、ずいぶんと記憶がフラッシュバック。
地震の恐ろしさをまざまざと見せつけられ、「不条理」という言葉が頭の中を駆け巡りました。
能登半島地震の様々な被害を見て考えさせられることは多々ありましたが、改めて知ったのは断水の怖さ。
東日本大震災のときも相当な断水の被害がありましたが、当時秋田に住んでいた俺が受けた被害は停電ぐらい。
それも翌日の朝には復旧。
それでもだいぶしんどい思いをした記憶があるのですが・・・。
能登半島地震での断水の被害を見ていると、
「水が出るだけめちゃくちゃありがたいことなんだなぁ」
と思い知らされました。
「流れないトイレ」とかのワードを見ると、現場を見たわけではないのにそのイメージが浮かんでしまって・・・。
人間、排泄を完全に止めることは出来ませんから、本当に地獄だなと。
3.11から13年。
あの頃よりも俺はまったく成長しておらず、事態は日々悪くなっていく一方です。
とはいえ、地震の被害に遭われた方々のことを考えると、なんとかこうして生きていられるだけでも幸運なんだと。
電気や水道が使え、住む家もある。
このありがたさを忘れずにこれからも過ごしていこうと思います。
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