5年前ぐらい前にオープンしたあるラーメン屋さん。
テレビで取り上げられているのを見て家からバイクで15分ほどということもあり、
「そのうち行ってみようかな」なんて興味を持っていました。
が、いまだに行ってはいません(笑。
こういうのってタイミングとか勢いとか、そういう縁のようなものなんですよね。
と、そんなラーメン屋さん。
特徴が一つありまして、紙のスタンプカードのサービスをやっています。
店がオープンして2年ぐらい経ってから。
まぁ昨今はどちらかと言えば、スマホのアプリでポイントを貯めるというサービスをやる方がメジャーな気がするだけに珍しく思いました。
「へぇ、紙のスタンプカードか」と。
で、ルールはラーメン1杯につきスタンプ1個。
スタンプカードを提示すると味玉やチャーシュー1枚などのトッピングが付くとのこと。
10個たまったらラーメン1杯無料。
持っているだけでお客さんは得をするスタンプカードです。
100円ぐらいのものが1個付くって俺は地味に嬉しいです。
なにかと世知辛い昨今ゆえ、「なかなか素晴らしいサービスをやっているお店だなぁ」と感心させられました。
と、そんなラーメン屋さん。
先日、近くを通る予定があったので再びGoogleのクチコミをチェックしました。
「まだ営業しているのかな?」と。
すると今でも営業しているようで、「ラーメン店の閉店が増えている中で凄い」とまたまた感心したのですが・・・。
気になったのはポイントカードに関するクチコミ。
というのも、どうやらスタンプカードのサービスはやっているものの、きちんとお客さんに配ってはいない模様。
「スタンプカードがもらえなかった」や「ワンオペでやっていて声をかけづらくてもらえなかった」等のクチコミがありました。
テーブル等にはスタンプカードの案内が貼られているのにもらえないというのは、まぁ決していい気はしませんよね。
特に提示するだけでトッピングが付くなどのスタンプカードの場合だと。
もらっておいて損はないわけじゃないですか。
で、そのお店は券売機制。
まぁ食券を預かるときにスタッフさんがスタンプを持ち歩けば済む話なのでしょうが、やはりこういうスタンプ1個を押すのも微妙な手間なのですよね。
ほんとうに小さいことなのですが、これが積み重なって数十回となると侮れないといいますか。
だからこういうのは、アプリでお客さんそれぞれにやってもらう方式の方がいいように思います。
ラーメンを待っている間にちょいっと。
これだとスタッフの負担はありませんし、お客さんも気を使わなくてすみます。
んで、何が言いたいのかといいますと、せっかくお客様に喜んでもらうためにスタンプカードをはじめたのに、
それが逆にマイナス評価のきっかけになっているのがもったいないなぁと。
こういうのを見ていると、この手のサービスをやるならきちんとやるのが鉄則で、それが出来ないならやらない方がマシだと改めて考えさせられました。
というか、やはり紙のスタンプカードはかさばるし時代遅れだなぁ思います。
テーブルにQRコードとか貼り付けておけば後はお客さん各自がやってくれるわけですから、もしやるならそっちの方が楽だと思います。
この方式だと、俺のようなヘタレにも本当にありがたいのですよ。
店員さんに声がけする必要がないから。
というわけで、またこのラーメン屋さんへの足が遠のきました。
俺が行ったらもうずっと頭の中はスタンプカードの事だらけになり、ラーメンを純粋に味わうことが出来ないでしょう(笑。
クチコミで改善が見られたら、そのときは行ってみようと思います。
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