きのう。
エアコンの修理業者が来てくれる日でした。
当日の朝に電話して訪問する時間を教えてくれるというので、そこはわりとドキドキしていました。
午前中から16時ぐらいの範囲だったらいいのですが、18時ごろとかになると我が家の場合はけっこうキツいのでそれは避けたいなと。
ただこの混み合いそうな時期ですから、こちらにそこまでの選択肢もなさそうで、その場合はどうしようかなと考えたりもしました。
で、9時ごろ俺のスマホに電話がかかってきました。
「ネットの方からお申し込みされたkanimisoさまですね、わたし〇〇の修理担当の大木(仮名)ともうします」
と言われ、
「さぁ、時間は何時になる?」と身構えていたところ、大木さんから、
「もしよろしければこの後9時30分~10時の間にお伺いしたのですが・・・」
とのこと。
これはこちらとしては願ったり叶ったり。
早く済ませればその後は自由に行動できますから。
なので、その時間でお願いしました。
9時35分。
大木さんが到着。
玄関には俺が出たのですが、真っ当な仕事をしている正規の担当者というのは、佇まいが違うなと感じました。
この前記事にした屋根の点検商法の奴らにはなかったピシッとしたオーラがあります。
ま、俺もそういうのを一切持ってないので若干気圧されてしまうのですが(苦笑。
ちゃんとした仕事をしている自信というかそういうのがあるからこそ、こういうときでもキチンとしているのでしょうね。
そんな真面目そうな大木さん。
年齢はおそらく40歳前後。
身長がでかくて185cmほどあり、正にエアコンの設置や修理をやるには向いていると思いました。
特に脚立や椅子などを用意することもなく、エアコンの状況を伝えた後はそのままサッと点検を開始。
掃除してほこりを溜める部分などをチェックしていたので、俺は「フィルターも確認するのかな」と推測しましたが、フィルターは見ていませんでした。
それを見て、「まぁさすがにフィルターの掃除はしているのだろう」と思っているように見えました。
そもそも修理担当者を呼ぶだけでも数千円のお金がかかります。
フィルターという最低限の掃除をしないで呼ぶ人はまずいないのでしょうね。
それと大木さんの姿を見て気づいたのは、空調服を着ていたこと。
俺、空調服を着ている人をリアルで見たのは初めてかもしれません。
まぁ考えてみれば至極当然のことですよね。
エアコンが利かない場所で作業することは分かっているわけですから・・・。
そういう人にはうってつけのアイテムで、実際に効果があるんだろうと思って、なんだか欲しくなってしまいました(笑。
いや、俺もたまには暑い中で作業することもありますから。
と、そんなことを考えながら大木さんの作業を見ていました。
中のエアコンを確認した後は外に出て室外機の点検。
さまざまな道具を持ち出してチェックしていました。
で、途中からおれはエアコンを操作するために茶の間で待機していたのですが、冷たい風が流れ出してきたのですよ。
この前、さんざん操作しても出てこなかった冷たい風が。
このとき俺はドキッとしました。
「え?まさかもう修理に入っているのか?」
と。
というのも、ネットからの申し込みの時点で「見積もり要」にしていたんですね。
母と二人で見積もりを確認してどうするか決めるという段取りでした。
それだけに冷たい風が出てきたときはちょっとビビってしまったのですよね。
いちおうこのときは「2万円以内で収まるなら修理をする」という取り決めをしていたので、多少の修理代がかかっても払うことは払えますが、これが修理後にもしいきなり「5万円です」とか言われた日にゃ・・・。
さすがにヘタレの俺も抵抗せざるを得ません。
なので、状況確認のため再び室外機の元へ。
すると母が見守る中で大木さんが作業継続中。
センサーのような当てて、故障の原因がいよいよ分かったみたいでした。
で、大木さん。
「こちら、コンプレッサーの故障ですね。コンプレッサーだと修理費用は11万円になります。
買い換えた方がいいですね」
とニコッとしながら言ってきました。
すでにこのエアコンは6~7年は使っています。
それを考えたらプロから見ても「買い換えた方がお得」ということで、即座に結論が出たというわけです。
今回、大木にちょこっとアレコレ聞いてみると、故障の原因は部品の劣化、後は地震の影響で壊れることもあるんだそうで・・・。
地震に関しては心当たりありまくりですから、恐ろしいものだなぁと。
んで気になったので聞いてみたのですよ。
「11万払ってコンプレッサーの修理をする人っているんですか?」と。
すると半々とのことで、母と俺はビックリ。
「そんな人いるんだ」と。
でも修理をするにしても、「保証年数の5年以内」であるケースのときみたいです。
冷房系統はメーカー保証が5年あるので、そういうときは保証で高額なコンプレッサーを交換して修理すると。
我が家の場合はその期間を過ぎていますから、この先のことを考えたら買い換えた方がいいですよねって事になります。
で、コンプレッサーが壊れていたのに先ほど俺が部屋に居たときになんで冷たい風が出てきたのかと言うと、それは大木さんがガスを注入したため。
現在の我が家のエアコンの状態は室外機からガスが漏れている状態。
使ってもガスが減っていくだけなので、ガスがある間は冷たい風が出てくるとのこと。
今回注入した分は3日~1週間は持つらしく、それまでに買い換えをオススメしますとのことでした。
だから俺が「修理が始まっているのか!?」と焦ったのは勘違いでした(苦笑。
まぁいきなりボッタクリ料金を取られるようなことがなくてホッとしました。
ま、きちんとした会社ですから、よくよく考えればそこら辺も適当な事はやるわけがないですね。
と、そんなこんなで原因が分かり、この場合だと出張料+診断料で合わせて5,830円。
もったいないとも思いますが、この暑い中で作業してもらっている事を思えば当然の金額。
またハッキリと原因が分かり、俺も母も非常にスッキリしたので頼んでよかったと思いました。
で、金額は分かっていたのでピッタリの金額を現金で用意していました。
なのでそれを渡そうとすると、大木さんは
「あ、わたしたち現金を受け取れないんです」
んだそうで・・・。
「後日、請求書が送られてきますので、コンビニなどでそれでお支払いを・・・」
とのことでした。
だから最初は「じゃあそれで・・・」と思ったのですが、修理のHPを見た時に支払い方法にPayPayがあったように思ったので「PayPayで払えませんか?」と聞いてみました。
すると大木さんは端末を操作しながら確認をしはじめて、
「つい最近になってPayPayが使えるようになりまして・・・わたし今までやったことがなくて」
みたいな話をされていて、上が決めたことでまた新たに対応を求められる現場は大変だなぁと。
それと共に「まだそこまでPayPayって使う人少ないのかな」とも思いましたが、おそらく支払い方法にPayPayがあることがそんなに知られていないだけで、これからどんどん使われていくようになると思います。
やはりその場でポンと払えるのは便利です。
支払った記録もしっかり残りますので。
と、そんなわけで残念ながらすでにお亡くなりになっていた茶の間のエアコン。
もう常に日本の夏は容赦のない暑さになっていますから、エアコンなしの生活は考えられません。
万札がバサバサと飛んでいくのは辛いですが、近日中に買いに行ってきます。
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