「兵庫県民の恥」斎藤知事、カニ・カキの次は革ジャンまで “おねだり” 発覚も「先手を打てばどうということもない」唖然発言
連日テレビやネットで取り上げられている斎藤知事。
最初に「ワインやらシューズをおねだりしていた」と聞いたときは、正直そこまでひどくは思いませんでした。
まぁそれぐらいならかわいいもんというか。
しかしまぁ・・・。
その後の視察に行く度にカニをもらっていた話や職員が断ったカキまで持ち帰っていたなんて話を聞くと、さすがにみみっちい人すぎて擁護できなくなりました(笑。
大量のカキなんかを必死に持ち帰っている姿を見て、周りの職員は「浅ましすぎる・・・」と呆れていたのでしょうね。
こういうときの節度って大事ですよね。
周囲は意外と見ているものなので。
で、個人的に「うわぁ・・・」と思ったのは革ジャンの話。
40万円する革ジャンを試着したときに「これはいい、もらえないか」と言ったみたいですが、普通に考えたらこれだけの金額がするものをタダでもらえると思っているのがキツいなぁと。
40万円もするという事や革ジャンを作った業者さんへのリスペクトがあるなら、こんなこと言えるもんじゃないですよ。
というか、立場的なものを考えればお金を持っているわけですから、革ジャンがいいと思ったのなら身銭を切って買えばいいと思うのですよ。
「これは素晴らしい。是非買わせてください」と。
そして革ジャンを宣伝するとかしたら、それこそ「カッコイイ・・・」となるんじゃないでしょうか。
他にももらって食べたカニやカキを大々的に広報していたのなら、これまた流れは変わっていたのかなと思います。
広報活動をやってくれるのなら、あげる側もイヤな気持ちはしないでしょうし。
でもそういうことをせずにただ家で食べただけ。
そして視察に来る度にカニをおねだりするとか・・・。
「カニ目当てで来るからもう来ないでほしい」とか言われているってよっぽどですよ。
どんだけ好かれていないんだと。
斎藤知事の数々のおねだり。
見ていたら、
「おそらく一番のトップだから、誰からも苦言を呈されなかったんだろうなぁ」
と思ってしまいますね。
知事という立場になり、様々なものがもらえると味をしめてドンドン増長。
周りの職員から見たらやりすぎなのに、当人はそれにまったく気づかない。
元々そういう資質があったのかもしれませんが、権力を手に入れて勘違いしてしまったのかもしれません。
で、元県民局長からすればそれらの行為があまりにひどいから告発した。
が、それこそ増長しきっていた斎藤知事からすればこんなにムカつくこともないのですよ。
「誰に言ってんだ!」という感じで激高したんでしょうね。
だから強引に懲戒処分をする。
下記のニュースを見ると、そんな印象を受けました。
疑惑告発した元局長の処分 早期検討を斎藤知事が指示 「『批判の風向き変わる』知事が発言」との証言も
最初は「ちょっとおねだりが過ぎたのかな」と思っていましたが、亡くなっている人がいることもあり、もはや事態の収束は辞めるしかないように思います。
ここまで来たらさすがの斎藤知事も観念するしかなく、後はなんとか退職金をきっちりもらえる方向で動いているのではないでしょうか。
それにしても・・・。
経歴を調べてみると俺と同世代で東大出身、その後は公務員で出世していき知事になったとのこと。
俺とは違って若い頃から積み上げてきた人生なわけですが、その結果が今の状況になっているというのは、なんか考えさせられますね。
経歴だけみれば間違いなく幸せなはずなのに、実際はそうじゃない。
むろん斎藤知事当人はそんなことを微塵も思っていないのかもしれませんが、俺のような人間からみても今の状況はあまりにも不幸。
一連の報道があったときにすぐ辞めればここまでの騒ぎにもならなかったでしょうに・・・。
たくさんおねだりして得た結果、本当に大切なものを失いかねないという状況に追い込まれているという皮肉。
欲しいものがあれば自分のお金で買うに超したことはないようです。
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