ゲームという娯楽は安上がり

いまさらながらなんですが、俺は基本根っからの怠け者なんだと思います。
こういうニート生活を通算で10年以上やっていますが、これによる精神的苦痛というものはほぼありません。
情けなさや惨めさ、申し訳なさとかその手の葛藤はありますが、「こんな生活耐えられない！」っていうのはないです。
人によってはリタイアしてもあまりに暇すぎて３ヶ月ぐらいでまた働きに出る方もいるみたいですが、俺は今のところそういうのはありません。
人に誇れない生活ですが、これが続く分には構わないというか。

と、俺のそんな生活を支えているうちの一つがゲーム。
「いつでもやれる」って事や加齢による気力の衰えなどで、もう昔みたいに目をギンギンに血走らせてやるようなことはなくなりましたが、ゲームをやって楽しめている事は俺の中の救いになっています。

そんな中で俺が昨年あたりから感じているのは、「ゲームは安上がりな娯楽だ」ということ。
昔、友人があるゲームソフトを買った事を聞かされて「金もってんな～」と返したら、その友人の奥さんから暴言を吐かれたことがある俺（苦笑。
要は昔は8,000円～10,000円とかすりゃ「高い！」という認識でした。

でも昨年あたりからストリートファイター6というゲームをプレイし続け、この前プレイ時間をみたら899時間でした。
単に付けっぱなしにしていることも多いので、実際のプレイ時間はもっと少ないとは思いますが、仮に半分だとしても400時間超え。
定価が8,000円ほどですから、それを考えるとめっちゃ安上がりだなと。
8,000円でこれだけの時間を楽しめる娯楽って、そうはないような気がします。
俺のような金のない人間にはうってつけの娯楽です。

とまぁ、そんなゲームがあるおかげで、こんな生活でも何とか正気を保つことが出来ています。
それと今の世の中、マンガ、音楽、ゲームも無料で手に入れることが出来る時代。
これのおかげで何かと安上がりに日々過ごすことが出来てしまうのですよね。
俺がもし昭和の時代にニート生活を送っていたら、さすがの俺も精神的に発狂していたような気がします、あまりにやる事がなさすぎて。
でも今はネットがあれば無料で手に入れられるものがあるから、俺のような人間でも生きていけるのですよね。

そんなわけでこんな俺でも娯楽を安上がりに楽しめている現在。
昔はマンガや音楽、ゲームが無料で手に入る時代が来るなんて想像したこともありませんでしたが、どこぞのゲーム会社の会長は、20年以上も前から
「そのうちゲームが無料で遊べる時代が来るぞ」
と予言していたとのこと。
分かる人には分かるのだなぁと。
ま、良くも悪くもそういう時代になった事に俺は救われています。
ここから更にどうなっていくのでしょうかね。