ここ最近、やたらと悪夢を見ます。
これは何一つ残せない人生に情けなさや惨めさを感じている精神的なものから来ているのか、もしくは様々な体調不良により引き起こされているのか。
まぁ両方の原因が合体して悪夢を見るようになっているのかもしれません(笑。
悪夢を見てもずっと引きずるような事はないし、起きればすぐに忘れるのですが、きのうきょうと見た悪夢は強烈でした。
きのう見た悪夢は、それまでみんなで楽しくやっていたイベントのようなものを、俺が追加したルールで非常につまらなくしダメにするというもの。
自分でも「これは完全にやらかした」という自覚がある中で、大勢から責められまくるという・・・。
散々罵倒され追い詰められた後に、「あ、これは夢か」と気づいて心底ホッとしました。
現実じゃなくて良かったと。
「夢で助かった」と安堵するほどの悪夢は久々です。
そしてきょう見た悪夢では、俺はコンビニでバイトをしていました。
でもまだバイトに入ったばかりの新人状態。
おっさんなのにドキドキしながらレジにいたら、カゴに大量の新聞やら雑誌を入れた若い男性客がやってきまして・・・。
新聞にはバーコードがついて折らず、俺は値段が分からず打てない状態。
「どこで値段を見ればいいんですか?」とレジ横にいた先輩に聞くと、なんでも新聞毎に番号が決まっているからそれを打ち込んでとの指示。
(*実際のレジ打ちではこんなことはしません)
そして一覧表のようなものを見ながら数字を打ち込むのですが、その一覧表が見づらいことこの上ありません。
だからモタモタしながら打っていたら、その若い男性客が
「チッ、もたもたしやがって、もういらねーよ!」
とブチギレて帰っていきました。
その事で放心状態になり一人でプルプル震えながら店先に立ち尽くす俺。
似たような事をやらかした事は10~20代のときにコンビニでバイトしていたときに実際にあるため、その記憶が改変された上で呼び起こされたと思うのですが、今はすっかり働いていないだけに働いていたときのあの緊張感のようなものが蘇ってきて、それが俺には堪えました。
思い返してみると、こんな俺でも学生時代から30代前半ぐらいまでは働く事が出来ていたのですよね。
学生時代でも5時間ぐらいは普通に働けていました。
30歳前後のころは20分休憩で12時間勤務とか(苦笑。
いまとなってはあの頃のバイタリティはどこに行ったのやら。
ただこれに関してはおそらく、30代の頃に「自分が人並みではない」と知ってしまった事が原因なように思います。
子どもの頃からバカでしたが、まだ若いころは「頑張ればいつか人並みに出来るようになる」と信じていました。
どれだけ周りからバカにされようと、やれば出来ると。
しかし30代後半。
自分が「頑張っても人並みになる事が出来ない」と分かってしまい、無能でしかない事を知るともうありとあらゆるものが折れていき・・・。
そこから逃げ続けてごまかしごまかしながら生きてきたのが今の俺。
むろん、そんな状態であっても本来なら働きゃなきゃいけないのですよね。
俺と同じような人でも働いている人はいくらでもいるのですから。
しかし俺は・・・。
ここまでの歳になり更に自分が無能であることを自覚していると、それが難しくなってきました。
去年あたりからたまに「働いてみようかな」とチラッとそういう気持ちが湧き上がってくることもありますが、これも冷静に考えると「働く苦労」がすっかり身体から抜けているからなんですよね。
たぶん、実際にコンビニとか飲食店でバイトを始めたら、2~3日ですぐ泣きが入ると思います。
「うわぁ、やっぱ働くのはキツいわ」と。
とまぁ己を知り心が折れた上、歳を重ね体力がなくなり、今ではどこも勤まらないであろう俺。
例えば「コンビニで5時間だけでいいから働け」と言われても、いまは到底やりきる自信がありません。
10代のころはアホでもそれをやっていたのに・・・。
働いている方々は本当にすごいです。
コメント
こんにちは。
月極めとかじゃなくて、他の方のブログで見たんですが日雇いで楽そうな仕事で試して見たらいかがですか?それか在宅でデータ入力とか。お金があれば別に働かなくても良いと私は思いますが、働きたいと思うならいかがでしょうか。
あらふぃふさん。
言われてみて気づきました。
確かに今はタイミーとかありますね。
でも現時点では1日限りとかだけでも働きに出るのが怖いです。
普通の人よりも理解力がないから、初見の仕事をパッと覚えられる自信がありません。
在宅でデータ入力も俺のスキル的には厳しいような気がします。
でも、そういう仕事もあると知れただけでも勉強になりました。
教えていただきありがとうございます。