先日。
横浜の強盗事件の残りの一人が捕まりました。
逮捕の元地下アイドル「なんでもいいから仕事ください」と投稿 市川強盗致傷
捕まったのが20代の若者。
これまでにも何回も書いていますが、その気になればまだまだこれからなんでも出来そうなものなだけに、闇バイトなんかに関わって人生を棒に振るのはあまりにも愚かだなぁと。
それこそ彼らの置かれている状況は正に「貧すれば鈍する」だったのかもしれませんが･･･。
お金が得られていたにしても数万～数十万円程度だったはず。
その代償が最低でも懲役30年以上。
死刑になる可能性もあります。
それを回避してもし出所できたとしても50代。
考えれば考えるほど、なぜ闇バイトに応募したのか理解に苦しみます。
と、これとは別に何日か前に強盗未遂事件のニュースを見ました。
これもトクリュウタイプの指示役がいるものだったのですが、なんでも女性高齢者が住む家にいきなり若い女（21歳）が訪ねてきたとのこと。
んで、その日はたまたま腕っ節の強そうな息子が居たので玄関に出てみると、その女の格好がツインテールで上着はぶかぶかのパーカー、下はホットパンツ姿だったそうです。
それで「水道屋のバイトです、設備の点検に来ました」と言ってきたとのこと。
すごくないですか･･･。
もうやる気がないというか、服装さえ気にしないのかよと。
こういう事をやるにしても、せめてそれらしい格好をするものだと思っていましたが、いまはそういう次元ですらないようです。
指示されたらなにも考えずに言われたらそのまま現場に行き、教え込まれたセリフを言うだけみたいです。
で、さすがにその格好ですぐにおかしいと分かった息子は問い詰めたんだそうです。
「あんた水道屋じゃないだろう」と。
するとその直後に家の裏側からガラスが割れる音が聞こえたので駆けつけてみると、グローブとハンマーを持った若い男（25歳）が。
「なにをやっているんだ！」と聞くと、男はアタフタしながら
「カエルを取りにきました」
と言ってきたんだそうです（笑。
そしてこの後。
息子が男へ指示役に電話をするように要求。
若い女や男はそれにしたがって電話をかけて、息子は「だれだテメー」という感じで聞きだそうとしたのですが、向こうが数回言葉を発した後に電話を切って逃げました。
それでですね、この事件でも実行役がもろに20代じゃないですか。
この事に俺は衝撃を受けたのですよね。
若い男の見た目は普通。
若い女の方は格好からしてアレですが、二人ともどんだけアホなんだと。
またこういう若者が簡単に釣れて強盗を実行させている事に、かなりの恐怖を覚えました。
こんな低レベルな強盗を実行しちゃう20代の若者たちがこの世に実在しているのですよ。
俺が考えている以上にアホすぎる若者が多いのかなと。
とまぁ、こんだけ頭の悪い若者が多いから闇バイトに手を出してしまうのかなとも思っていたのですが、
どうやら闇バイトの中には運び屋なんかもあり、1回の仕事で5～10万円もらえる事もあるようです。
誰かからそういう体験を聞いたり、また実際にそれでおいしい思いをしたりすれば、まぁ抜け出すのは難しいし、このように闇バイトに応募する若者は出現しつづけるのかなと。
にしても「バカだなぁ･･･」とは思うものの、俺が彼らと同じような時代を生きていたらどうなっていたのでしょうね。
親がいなければ、わりとあっさり闇バイトに手を出していたような気がします。
ほら、俺も何も考えずに生きている人間ですから（笑。
昭和生まれで親がまともだったから、この歳まで犯罪を犯さずに生きて来られました。
生まれるのが20年遅かったら、バカな若者たちと同じように強盗事件を起こして無期懲役か死刑という状況になっていたかもしれません。
が、せめてテレグラムやシグナルなどのアプリに誘導されたら、危険を察知できる知能は持っていたと思いたい。
実際に闇バイトに応募した若者たちはそれがなかったから悲惨な結末になっていることを思うと、その程度の脳みそがあるかないかで人生は激変するものだと考えると、これまた悲しい話だし、そういう事を学ぶ機会がなかった若者たちが不憫です。
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