大金を持ち歩いた日に起こった事

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働いていないため減る一方の俺の銀行口座。
めったに入金することなんてないのですが、先日我が家である出来事が発生。
それにより暫定的な対応として俺が数十万円を受け取ることになりました。

俺からすればめったに手にすることがないし、持ち歩くこともないような大金。
そのため当然のことながら、受け取った直後はすぐに銀行口座に入れると決め現金を受け取った帰り、母と一緒にATMが近くに設置してあるスーパーに向かいました。

車を降りると母はスーパーに行って待っているとのこと。
俺は緊張しながらATMへ足早に向かいました。
このときの俺の警戒心はMAX。
「変な奴が近づいてきたらやるしかねぇ!」ぐらいの覚悟を決めていました。
冗談抜きでカバンごと奪われることも想定していました。
このとき、俺が大金を持っていることは母を除けば二人の人間しか知りません。
で、その方々は俺と違ってまともな人たち。
だからまずそんな事はありえないのですが・・・普段から人を疑う習性がある俺は、
「あの人たちが誰かに情報を流している可能性も無きにしも非ず」
と疑ってしまうのです。
こんなことを書くと、
「たかだか数十万でなに言ってんだ、コイツ」
と思う方も多々いるでしょうが・・・。
俺からするとジュラルミンケースで1億ぐらい運んでいるような感覚と変わらないのです。
日々、お金が増えることがほとんどない生活をしていますから、こっちは必死なのです(笑。

時間は15時30分ごろでしたが、ATMの前には2人並んでいました。
ま、そこまでたいした人数じゃありません。
そのまま並びに接続すると・・・こういうときに限ってなかなか時間がかかるのですよね。
この日はなんだかみなさん3~5分ぐらいかかっているような感じ。
「ああ・・・大金を持っているときに限ってスムーズに進まないとは」
と焦っていると、後ろから声をかけられました。
「え?」と焦りながら振り返ると、60代と思われる小柄な女性。
大金を持っている俺は失礼ながら最初から疑ってかかってしまいました。
「なんだコイツ」と。
これまでATMで並んでいて後ろから声をかけられるなんて滅多になかったから。

そして次に瞬時に浮かんだのは、「俺に何らかの操作をやらせようとしているのか?」という事。
やり方が分からないから手伝ってみたいな。

とまぁ、それらのことを想像して数秒の間身構えていたのですが・・・。
女性から出た言葉は、
「あの、エリのところになんかシールが付いてますよ」
でした。
この日、俺は新しい服をおろして来ていました。
タグなどはしっかりと取ったつもりだったのですが、エリの後ろに付いているサイズのシールを剥がし忘れていました。
後ろに並んでいた女性はおもいっきりそれが目に入ってきたのでしょう。
「付いていて普通のものなんだろうか?」と迷ったそうですが、ご丁寧に教えてくれたわけです。
疑いの眼差しを向けたことをこの場を借りてお詫びいたします。
というか、俺にとって滅多にないような日に限ってこういう恥ずかしいミスをやらかすとは・・・。
さすがの無能っぷりです。

と、そんなことがあり俺もお礼を言ったころ、俺の前に居た人がATMから出てきました。
その女性に再び「あ~どうも~」とお礼をいってATM内へ。
そして準備していたキャッシュカードを差し込み、袖をまくって手のひら静脈認証をしようとすると・・・。
キャッシュカードがスッと戻ってきました。
「は?」と思っていると、「このカードはお取り扱いできません」との表示が。
大金を一刻も早く預けたい俺としては猛烈に焦ります。
「ええ?なんでこんなときに・・・」と思いつつ、「もしかしたら次は読み込んでくれるかも」と一縷の望みをかけて入れてみると、再びキャッシュカードは戻ってきて「このカードはお取り扱いできません」という表示が。
状況が状況なだけに3回目を試したくもなりましたが、俺の後ろには先ほどの女性が待っています。
「2回やってダメなら無理だろう」と諦め、ATMを出ました。

で、スーパーで母と合流したのですが・・・。
「まぁ!そんなことあるんだねぇ」と驚いていました。
俺も正直ビックリ。
キャッシュカードが磁気不良で読みとらないことは昨年も経験していたのですが、この滅多に入金することのない俺が、入金をしようとした日に限ってそれが起こるというのが・・・。
まぁ日々の行いの悪さでしょうかね。
いろんな人から恨みを買っているクソ野郎ですいません(笑。

とまぁそんなことがあり、翌日には朝一で銀行へ。
誰が襲ってくるわけでもありませんが、手元に大金があるのはどうにも落ち着かないから。
七十七銀行でのキャッシュカードの交換は、そのダメになったキャッシュカードと身分を証明するものがあれば15分程度で交換の手続きが終わりました。
その後、すぐにATMで入金。
とりあえず無事に終えることが出来ました。
誰かに奪われるようなことがなくてホッとしております(笑。
それと、やはりキャッシュカードはこういう感じで使えなくなるときがあるので、そこら辺も頭に置いておかないといけないと思いました。
こういう感じでいきなり下ろせないこともあるから、常日頃から余裕を持って引き下ろすようにします。

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