数日前からドラクエ3リメイクを購入しプレイしています。
俺がドラクエ3を買ったのは今から35年前。
当時のドラクエ3は超絶人気商品で、簡単に手に入るようなものではありませんでした。
予約をしていないとまず無理でその予約することすら困難だった記憶が。
だもんで発売してから数ヶ月経ち店で売られるようになってからして買えました。
ドラクエ1では冒険者一人、ドラクエ2では能力や立場が固定されている王子2人と王女1人。
ここまでは決められたコマで遊ぶようなものでしたが、ドラクエ3になり複数の職業を選べるようになり、自由に名前をつけて4人制のパーティを組めるようになりました。
これは当時小学生だった俺には画期的で激しく衝撃を受けました。
どういうパーティーを組もうがなんの問題もない。
その自由度に俺は「なんて面白いんだ!」と感動しましたし、当時からひねくれている俺は様々なパーティを試しました。
ゴールドを稼ぎたいから勇者1人の商人3人とか。
ま、アレコレやってみて辛さを味わい、「やっぱ僧侶と魔法使いは必須だな」とか学びましたね(笑。
僧侶や魔法使いを女性にして好きな女の子の名前をつけパーティを組んで、妄想しながら楽しく遊んでいたことを覚えています。
当時からアホですね。
と、そんな記憶があるドラクエ3。
リメイクをプレイしてみると、最初にいろいろと聞かれる性格診断のようなものがあるのですよ。
俺は心が感じるままに素直に質問に答えました。
その結果・・・・・・くだされた診断は「個人主義」と「一匹おおかみ」。
いや~ついこないだ友人との縁が切れたことを実感した俺としては、この診断結果には痺れましたね(笑。
この15年ぐらいの生き様を例えると正に一匹おおかみです。
しかしですねぇ・・・。
悲しいことに俺の場合だと、一匹おおかみの前に「無能」が付くのですよね。
能力のある一匹おおかみならしっかりと自立して生きていくことが出来るのですが、無能の俺にそれは出来ません。
無能の一匹おおかみって本当にしょうもない存在(苦笑。
ゲームの性格診断で見事に俺の現状を言い当てられたようで、ゲーム開始時点でこれまた衝撃を受けました。
で、社会的立場もなく人付き合いもほとんどないおっさんになった今、仲間に実在するような名前をつけることはありません。
現在、一緒に冒険している仲間の名前は
「かつどん」(まもの使い)。
「えのき」(僧侶)。
「ネギトロ」(魔法使い)。
見た目は全員女性タイプ。
食べ物の名前の仲間たちと冒険しているとどこか空しさも感じますが、実在する名前を入れていない分、余計な想いが頭をよぎることもありません。
それが今の俺にとっては楽で・・・。
ドラクエ3が発売したときは小学生だった少年が、35年経ち無能な一匹おおかみになった・・・。
悲しい現実ですが、生きていられるだけマシだと思ってしばらくドラクエ3リメイクを堪能させてもらいます(笑。
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