昨年の11月の事。
毎月通っているクリニックに行き待合室で待っていたら、俺の横に高齢男性と50~60代と思われる女性が座りました。
その方々は俺と同じ内科の受診で、俺の次が高齢男性でした。
診察が終わった後に待機場所で待っていると、その高齢男性と女性が診察室へ。
で、うすいカーテンで仕切られているだけですから、先生や患者さんの話が聞こえてきます。
高齢男性はなんと95歳とのこと。
付き添っているのは娘さん。
この日来たのはふらつきが出ているのと、心臓や腎臓の調子が悪いとかだったのですが・・・。
なんでもこの高齢男性。
そばが好きでそばの汁を飲むのが好きとのこと。
「ついつい飲んでしまいます」なんて言っていたのですが、それを聞いた先生が開口一番、
「塩分の取り過ぎ!」
と。
心臓や腎臓が悪くなる原因は塩分の取り過ぎで、この高齢男性の場合はそれがダメとのことでした。
とまぁそんな話を聞いて俺が思ったのは、
「それでも95歳まで生きているのはすごいなぁ」
でした。
そばの汁を飲むような食生活を送っていても、娘さんに付き添われながらも自分の足で歩いて病院まで来られる。
俺は年々身体がボロボロになっていっています。
そんな俺からするとこの95歳の高齢男性は凄すぎる存在。
歩けるしボケてもおらずきちんとしゃべられる。
おそらく俺はこの高齢男性とは真逆の老後を迎えるでしょう。
いまの時点でも身体から頭まで廃人みたいなものですしね(笑。
と、そんなわけで、この95歳の高齢男性を見て、つくづく健康というのは財産だなと思いました。
なにかと大変でしょうが、自分の足で歩けて意識がハッキリしているなら、こういう老後もいいかなぁと思います。
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