何者にもなれなかった大人

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先週あたりからニュースで報道されていた「スーパーサラリーマン清水」。
SNSで高級外車や高級時計のアピールなどをしていたとのことなんですが・・・。

【被害額100億円以上】スーパーサラリーマン清水は“悪質点検商法のパイオニア”だった「上半身に和彫り、まるでヤクザの集会…」「高級時計、札束で大バズり」

悪質点検商法のパイオニアと聞くと、「コイツが元凶だったか」と怒りを感じると共に、
「コイツも俺と同じで何もできない大人なんだな・・・」
と哀れみを感じてしまいました。

というのも、このスーパーサラリーマン清水も結局はきちんとしたスキルがないからこうやって悪質点検商法で稼ぐことしか出来なかったわけで・・・。
多少は頭が回り、ハッタリをかますことも出来て口だけはウマいという能力はあったのかもしれませんが、それだけ。

「なにかを作る」や「スキルで人の役にたつ」とかは出来ない実際はなんの技術も持っていない中身はスカスカのおっさんだったわけです。
SNSの動画では職業を聞かれて、「俺?スーパーサラリーマン(笑」と答えていたようですが、この答えがもう無能を表しているのですよね。
単に普通の仕事すらまともに出来ない人間なんです。
だからこういう架空の肩書きしか言えない。
俺が「ブロガー」と名乗っているのと一緒です(笑。
なんの力も意味もない肩書きを名乗るしか出来ない無力な人間なのです。

この悪質点検商法。
何週間か前にニュースで、アポインターをやらされていた若者が持っていたセールストークを書かれていたノートのようなものを見ました。
そうしたらこれがまぁ、人の不安を煽るワードが紙いっぱいにギッシリと書かれているのですよ。
「早く直さないと危険ですよ」とか「放置していたら大変なことになります」とか。
多少断られても諦めないような姿勢が垣間見えました(苦笑。

と、そんだけギッシリ書かれていたマニュアルを見ると、
「この労力や努力を他の事に活かせば普通に食べていけるだろうに・・・」
と思わずにはいられませんでした。
こんだけ必死にマニュアルのようなものを書いて覚えられるのだったら、真っ当な仕事にでも就いたらいいやんと。
むろん、給料はだいぶ安いのかもしれません。
しかし若い頃からこういう詐欺で稼ぐ事ができたとしても、きちんとしたスキルとかは一切身につかないわけです。
身についたのは人を騙す能力だけ。
そういう奴が歳を重ねていくと・・・まぁいずれはスーパーサラリーマンになるしかないわけです(笑。
普通の仕事ができないから。

というわけで、自分と同年代のスーパーサラリーマン清水が捕まったという事件。
おそらく清水は高級外車や高級時計よりも、真っ当に使えるスキルのようなものが本当は欲しかったのでしょうね。
でもそれが無理だったからこういう手段で食っていくしかなかった。
わざわざゴージャスな生活をしているように見せていたことを考えると、そうすることでしか中身スカスカの自分の心を埋めることしか出来なかったのだと思います。
しかしいくらやったところで、「俺は無能」と自分の心の中では分かってしまっていますから、そういうアピールをしたところで心が満たされるような事はなかったのでしょう。
普通のサラリーマンにすらなれなかったスーパーサラリーマン清水。
俺と同じで何とも悲しい無能の大人ですね・・・。

 

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